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ヘンドリック・ホルツィウス『竜を殺害するカドモス』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年06月28日(火)19時11分 | 編集 |
2011年6月28日(火)


目次
1. カドモスによるエウロパの捜索
2. 牝牛の行き着く土地
3. 原題


今回取り上げる作品は、ヘンドリック・ホルツィウス作『竜を殺害するカドモス』です。

2011年6月28日ヘンドリック・ホルツィウス『竜を殺害するカドモス』253

1. カドモスによるエウロパの捜索


フェニキア王女エウロパが白い牡牛に連れ去られた後、エウロパの父アゲノールは息子カドモスにエウロパの捜索を命じました。

アゲノールはカドモスに対して、エウロパを見つけ出すまではフェニキアへ帰還してはならないと厳命します。

カドモスは、母テレパッサと共にフェニキアの港から旅立ちます。

カドモス一行は、ロードス島などを経由してトラキアに到達します。
トラキアとは、現在のバルカン半島東部に同定されています。

このトラキアの地で母テレパッサは力尽き、命を終えました。

カドモスは、どれだけ探しても妹エウロパの姿を見つけることは出来ません。
そこで、デルフォイまで赴いて神託を受けることにしました。

神託は、カドモスにエウロパの捜索を断念するよう告げました。
さらに神託は、牝牛の後をついて行き、新たな都市を建設することをカドモスに求めました。


2. 牝牛の行き着く土地


カドモスは神託に従って、デルフォイの街を出た後、一頭の牝牛を牛飼いたちから買い取ります。

そして、カドモスはその牝牛と共に歩き続け、牝牛が疲れて倒れた場所に都市を建設することにしました。

カドモスはその地にアテナ神殿を建て、牝牛を生け贄として捧げることにします。

生贄の儀式を行うために、カドモスは部下に命じて近所にある泉まで水を取りに行かせました。
その泉は、アレスが管理している泉で、アレスに忠実な竜が番をしていました。

水を汲みに来た部下たちは、その竜に殺されてしまいます。
カドモスは、部下の仇を討つために竜と戦うことになりました。

オランダの画家ヘンドリック・ホルツィウス(1558-1617)が描いているのは、竜と戦っているカドモスの姿です。

画面左で、両手で槍を持っているのがカドモスです。
地面に横たわっているのは、竜に殺されたカドモスの部下たちです。


3. 原題


ヘンドリック・ホルツィウス(Hendrik Goltzius)が描いた『竜を殺害するカドモス』は、英語ではCadmus slays the dragonと言います。

この作品は、デンマーク中部の街コリング(Kolding)にある美術館(the Museet på Koldinghus)で見ることが出来ます。





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