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ピーテル・パウル・ルーベンス『ガニュメデスの誘拐』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年11月13日(日)12時28分 | 編集 |
2011年11月13日(日)


目次
1. ヘベとの引き継ぎ
2. 原題


今回取り上げる作品は、ピーテル・パウル・ルーベンス作『ガニュメデスの誘拐』です。

2011年11月13日ピーテル・パウル・ルーベンス『ガニュメデスの誘拐』329

1. ヘベとの引き継ぎ


フランドルの画家ピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)が描いているのは、鷲によって神々の世界へと連れて来られたガニュメデスがヘベと出会っている場面です。

ヘベは神々の饗宴において給仕の役割を担って来ました。
ヘベは母ヘラの意向によってヘラクレスと結婚することになりました。

そして結婚を機に父ゼウスによって給仕としての任務を解かれ、後任者に抜擢されたガニュメデスに引き継ぐことになったのです。

画面向かって右には2人の女性が描かれています。
顔立ちの気品からして、向かって右の白い服を着ている女性がヘベだと思われます。

青い服を着ている女性はヘベの侍女で、金の杯をガニュメデスに手渡しています。

この金杯は給仕役だったヘベが今まで管理して来たものなのですが、引継ぎに際してガニュメデスの手に渡りました。

画面向かって左の後景には、神々の饗宴の様子が描かれています。
ガニュメデスはもう二度とトロイ王国へと戻ることは出来なくなりました。


2. 原題


ピーテル・パウル・ルーベンス(Peter Paul Rubens)が描いた『ガニュメデスの誘拐』は、英語ではThe Abduction of Ganymedeと言います。

この作品はウィーンにあるリヒテンシュタイン美術館(Liechtenstein Museum)で見ることが出来ます。





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