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ジェイムズ・ティソート『兄弟に正体を明かすヨセフ』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2012年07月16日(月)11時53分 | 編集 |
2012年7月16日(月)


目次
1. 真相
2. 原題


今回取り上げるのは、ジェイムズ・ティソート作『兄弟に正体を明かすヨセフ』です。

2012年7月16日ジェイムズ・ティソート『兄弟に正体を明かすヨセフ』260

1. 真相


エジプト宮廷は、銀杯を盗んだ廉(かど)で、ベニヤミンを連行しようとしました。
馬上の宰相ヨセフは、ベニヤミンを奴隷として扱うと宣言します。

泣きじゃくるベニヤミンを哀れんだヤコブの息子たちは、自分が奴隷となって残るので、幼いベニヤミンだけは、カナンの地へ返して欲しいと懇願します。

この態度に心打たれたヨセフは、ついに、自分の正体を明かしたのです。
兄弟たちは、この宰相がヨセフだとは思っていませんでしたので、驚きます。

さらに、彼らは、過去においてヨセフに対して行った仕打ちを思い出し、まともにヨセフの顔を見ることが出来ません。

ヨセフはそんな兄たちを許し、和解し、抱擁を交わしたのでした。

ナント生まれの画家ジェイムズ・ティソート(1836-1902)が描いているのは、ヨセフが兄たちに正体を明かしている場面です。

兄たちは地べたに跪(ひざまず)き、過去の過ちに対する許しを請うています。


2. 原題


ジェイムズ・ティソート(James Tissot)が描いた『兄弟に正体を明かすヨセフ』は、英語ではJoseph Makes Himself Known to His Brethrenと言います。

brethrenは、brotherの古語複数形です。

なお、ジェイムズ・ティソートは、James Jacques Joseph Tissotという名前で表記される場合も多いです。

この作品は、ニューヨークにあるユダヤ美術館(The Jewish Museum of New York)で見ることが出来ます。





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