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Charles Jalabert『オイディプスとアンティゴネ』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年07月30日(土)16時05分 | 編集 |
2011年7月30日(土)


目次
1. 何も見えないオイディプス
2. テセウスとの関わり
3. 原題


今回取り上げる作品は、Charles Jalabert作『オイディプスとアンティゴネ』です。

2011年7月30日Charles+Jalabert『オイディプスとアンティゴネ』255

1. 何も見えないオイディプス


フランスの画家Charles Jalabert(1819-1901)が描いているのは、諸国を放浪するオイディプスとアンティゴネの姿です。

父を殺し、母と性交したオイディプスの噂は、行く先々に広まっていました。
オイディプスは後ろ指を刺され、罵られるだけでなく、疫病の原因とされました。

失明したオイディプスには、この世の有様は何も見えていません。
娘のアンティゴネだけを頼りにして、残りの人生を歩き続けるのです。

むしろ、何も見えていない方が、落ちぶれたオイディプスにとっては、幸いだったかも知れません。

耳に聞こえて来る罵詈雑言からすると、人々はオイディプスのことを蛇蝎(だかつ)のごとく嫌悪しているようです。

哀れな姿になり果てたオイディプスに対して、世間は極悪人を見据えるような眼差しを向けているのでしょう。

娘のアンティゴネには、その様子が見えていますが、オイディプスの人生には、もはや景色というものは存在しません。

オイディプスは、人々の怒声を耳にすることはあっても、彼らの憤った表情を見なくても済むのです。


2. テセウスとの関わり


間もなく、オイディプスにも最期の時が訪れようとしています。
そのオイディプスの最期に関わって来るのが、アテナイ王となったテセウスです。

このブログでは、テセウスの話は、2011年7月7日(木)の記事『アントニオ・バレストラ『父王の剣を見つけるテセウス』 loro2012.blog.fc2.com』のところで一旦休止していて、テセウスはまだアテナイ王にはなっていません。

このギリシア神話絵画シリーズは、出来るだけ時系列で、話を進めることにしています。

オイディプスとアンティゴネの話はまだ続くのですが、ここで一旦、休止して、明日からはテセウスの話を再開します。


3. 原題


Charles Jalabertが描いた『オイディプスとアンティゴネ』は、フランス語ではOedipe et Antigoneと言います。

この作品は、フランス南部の街マルセイユにある美術館(Musée des beaux-arts de Marseille)で見ることが出来ます。





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