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バルトロメ・エステバン・ムリーリョ『アブラハムと三天使』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2012年06月08日(金)14時31分 | 編集 |
2012年6月8日(金)


目次
1. アブラムへの受胎告知
2. 三天使の来訪
3. ソドムの破壊計画
4. 原題


今回取り上げる作品は、バルトロメ・エステバン・ムリーリョ作『アブラハムと三天使』です。

2012年6月8日バルトロメ・エステバン・ムリーリョ『アブラハムと三天使』301

1. アブラムへの受胎告知


ハガルがイシュマエルを生んだ13年後、アブラムは99歳になっていました。
妻のサライは、89歳です。

ある日、イシュマエルと共に平穏に暮らすアブラムの元に、神が現れました。
神は、89歳のサライに子を授けると告げたのです。

さらに、その生まれた息子が、カナンの地を受け継ぐ者であることを約束しました。
そして、それぞれの名前をアブラハムとサラに改めるように、との命令もありました。

しかし、閉経後のサライには、子を生めるはずもありません。
アブラムには、到底信じられない神のお告げでした。


2. 三天使の来訪


カナンの地に落ち着いたアブラハムは、マムレという街に居を構えていました。
マムレはベツレヘムに程近い、死海の東に位置する街です。

故郷カルデラの街ウルを出発してから、もう数十年が経過しています。

ある日、アブラハムが家の外で座っていると、3人の旅人の姿が目に入りました。
アブラハムは、彼らを客人として招き入れ、もてなします。

スペインの画家バルトロメ・エステバン・ムリーリョ(1617-1682)が描いているのは、アブラハムが3人の客人を家の中に招き入れている場面です。

向かって右側で、跪(ひざまず)いているのがアブラハムです。

食事が進む中で、客人の一人がアブラハムに向かって、次のように言いました。

「あなたの妻には、1年後に子どもが生まれているでしょう。」

90歳に達する老婆に子供など生まれるはずがないと、奥の方でやりとりを聞いていたサラが、密かに笑いました。

その様子を見た客人が、続けて言います。

「神に不可能なことは、ありません。」

この3人は、実は神に遣わされた天使たちでした。


3. ソドムの破壊計画


アブラハムは3人の天使を歓待した後、途中まで見送るために一緒に出掛けました。
4人は、遥か彼方にソドムの町が見える高台に立ちました。

天使たちは、ソドムの町が罪穢(つみけがれ)で満たされている、と言います。
そして、間もなくソドムを破滅させる計画であることを、アブラハムに告げたのです。

アブラハムは、驚愕します。
なぜなら、ソドムは、甥のロト一家が暮らしている街だったからです。

続きます。


4. 原題


バルトロメ・エステバン・ムリーリョ(Bartolomé Esteban Perez Murillo)が描いた『アブラハムと三天使』は、英語ではAbraham and the Three Angelsと言います。

この作品は、オタワにあるカナダ国立美術館(National Gallery of Canada)で見ることが出来ます。





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