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ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ『サラに対する天使の出現』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2012年06月14日(木)14時36分 | 編集 |
2012年6月14日(木)


目次
1. サラへの受胎告知
2. 原題


今回取り上げる作品は、ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ作『サラに対する天使の出現』です。

2012年6月14日ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ『サラに対する天使の出現』495

1. サラへの受胎告知


2012年6月8日(金)の記事『バルトロメ・エステバン・ムリーリョ『アブラハムと三天使』 loro2012.blog.fc2.com』で述べた三天使の来訪から、数カ月が経過しました。

ある日、サラの前に天使が舞い降りて、懐胎していることを告げました。

イタリアの画家ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ(1696-1770)が描いているのは、天使がサラに受胎を告知している場面です。

前回三天使が来訪した時は、最初は客人の姿を装っていました。
しかし、今回は有翼の天使の姿で、サラの前にやって来たのです。

突然の天使の来訪に、サラは驚きの色を隠せません。
右手を胸の前に置いて、神妙な面持ちで天使を見上げています。

天使は右手の人差指を突き出して、息子がサラの胎内に宿っていることを告げています。

『新約聖書』が語る聖母マリアの「処女受胎」は、現実的にはあり得ない話ですが、マリアは、妊娠できる年齢でしたので、事の経緯が何であれ、マリアが子を身ごもり、出産するに至ったのは、特に不思議な話ではありません。

ところが、今回取り上げているサラの妊娠は、閉経後の妊娠ですので、処女受胎以上に、あり得ない話です。

ユダヤ民族は、こうした荒唐無稽な話を数多く、「聖書」という名の下に記録に残していますが、他民族の視点から冷静に見ると、受け入れることが出来ない逸話が多すぎます。

まあ、「物語」として読み進める分には、面白いんですけどね。

さて、翌年、90歳になったサラは、無事息子を出産します。
子供は、イサクと名付けられました。

アブラハムは、ちょうど100歳になりました。


2. 原題


ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ(Giovanni Battista Tiepolo)が描いた『サラに対する天使の出現』は、イタリア語ではl'Apparizione dell'angelo a Saraと言います。

l'apparizioneは、超自然的な存在が現れること、を意味します。

この作品は、イタリア北東部の都市ウーディネ(Udine)にあるPalazzo Patriarcaleで見ることが出来ます。





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