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Bartholomeus Breenbergh『モーゼ発見の風景』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2012年07月27日(金)14時48分 | 編集 |
2012年7月27日(金)


目次
1. 全裸の侍女
2. 映画『十戒』
3. 原題


今回取り上げる作品は、Bartholomeus Breenbergh作『モーゼ発見の風景』です。

2012年7月27日Bartholomeus Breenbergh『モーゼ発見の風景』238

1. 全裸の侍女


作者であるBartholomeus Breenbergh(1598-1657)は、オランダ生まれの画家です。
私は、オランダ語の読み方がわかりませんので、カタカナで表記することが出来ません。

画面向かって左端に立って、左手を差し出しているのがエジプト王の娘です。
その人差し指の先にいる全裸の女性は、王女の侍女ですね。

王女に命じられた侍女が、衣服を全て脱いでナイル川の葦の茂みに入り、モーゼが乗せられている籠を拾って来たところを描いているわけです。


2. 映画『十戒』


後に、成人したモーゼは、奴隷として苦役に従事するユダヤ民族をエジプトから脱出させるよう、神から命じられることになります。

1956年に制作された映画『十戒(原題:The Ten Commandments)』は、モーゼが王女に拾われたところから始まり、ユダヤ民族を率いてエジプトを脱出し、その後、死にゆくまでを描いています。

ただ、この映画では、そもそもなぜユダヤ人が「出エジプト」をしなければならなかったのか、という根本的な部分については描かれてはいません。

これは、ユダヤ人やキリスト教徒であれば常識的に知っていることとして、敢えて監督は描かなかったのだと思います。

出エジプトへ至る経緯を、矢印で示せばこうなります。

カナンの地における食糧不足→ヨセフを頼って豊かなエジプトへ→異国の地では奴隷となる→爆発的な子孫繁栄を実現する→生まれた男児が大量に殺されるという悲劇に見舞われる→モーゼを指導者としてエジプトを脱出

ユダヤ人にとっての「聖書」というのは、結局のところ、彼らがどのようにして生き延びて来たのかを記した歴史書です。

そこにはいくつかの誇張もあるでしょうが、苦難の歴史を確実に記録に残し、後世へと伝えていく労を厭わなかったということですね。

この知的作業を担ったユダヤ人の文筆家たちのおかげで、私たちは過去の出来事を知ることが出来るわけです。


3. 原題


Bartholomeus Breenberghが制作した『モーゼ発見の風景』は、英語ではLandscape with the Finding of Mosesと言います。

この作品は、スウェーデンの首都ストックホルムにあるHallwylska Museetで見ることが出来ます。


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