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Johannes Voorhout『ゼウスとセメレ』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年07月15日(金)12時02分 | 編集 |
2011年7月15日(金)


目次
1. ヘラの嫉妬心
2. セメレの猜疑心
3. 原題


今回取り上げる作品は、Johannes Voorhout作『ゼウスとセメレ』です。

2011年7月15日Johannes+Voorhout『ゼウスとセメレ』258

1. ヘラの嫉妬心


数ヵ月後、セメレはゼウスの子を身ごもりますが、セックスをした相手がまさかゼウスとは夢にも思っていません。

セメレにとってセックスをした相手は、この時点ではあくまでも人間の男性です。

ゼウスとセメレの不倫は、やがてヘラの知るところとなります。
ヘラは嫉妬し老婆の姿に変身して身重のセメレに近づきました。

老婆はセメレに次のように言いました。

「あなたが交際している相手は、もしかしたら人間ではなく化け物かも知れない。男の言動に少しでも不審なところがあったら、ちゃんと確かめた方が良かろう。」


2. セメレの猜疑心


こんな話を聞かされたセメレの心はざわめき立ちます。
セメレは次にその男性と会った時に正体を明かすよう迫り、次のように言い放ちました。

「もし正体を明かしてくれないのであれば、あなたとはもう性交しません!」


たかが人間の娘に高飛車な物言いをされたゼウスは、激怒して真実の姿を示しました。

オランダの画家Johannes Voorhout(1647-1723)が描いているのは、セメレに対して正体を明かしたゼウスの姿です。

向かって左で雲の上に乗っているのがゼウスです。
ゼウスは聖鳥である鷲に跨(またが)っています。

ゼウスが右手に持っているのは雷霆(らいてい)です。

向かって右でベッドの上で身を起こしているのがセメレです。
セメレはいつも性交していた男性の真の姿を見て呆然としています。

セメレのお腹の中には赤ちゃんがいたのですが、ゼウスは構わずセメレを目がけて雷霆を放ちます。
セメレは稲妻に打たれて焼け死んでしまいました。


3. 原題


Johannes Voorhoutが描いた『ゼウスとセメレ』は、英語ではZeus and Semeleと言います。

この作品は、ドイツ中部の街ゲッティンゲン(Göttingen)にあるゲッティンゲン大学美術コレクション(Kunstsammlung der Universität Göttingen)に収められています。





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