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アールト・デ・ヘルデル『ダビデ王』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2013年03月02日(土)14時03分 | 編集 |
2013年3月2日(土)


目次
1. ソロモンの母
2. アブサロムの反乱
3. 原題


今回取り上げる作品は、アールト・デ・ヘルデル作『ダビデ王 upload.wikimedia.org』です。

2013年3月2日アールト・デ・ヘルデル『ダビデ王』291


1. ソロモンの母


夫ウリヤの知らないところで性交・懐妊・出産したバテシバには、何ら罪はありません。
悪いのは、ダビデです。

ユダヤの神は、ダビデに天罰を降しました。
バテシバの生んだ不義の子は、間もなく亡くなりました。

ウリヤが戦場で死んだ後、ダビデの妻となっていたバテシバは、その後、もう一人男の子を生みます。
この子が成長して、後に古代イスラエルの第3代王ソロモン(在位:紀元前965頃-紀元前925頃)となるのです。


2. アブサロムの反乱


オランダの画家アールト・デ・ヘルデル(1645-1727)は、晩年のダビデを描きました。
身に付けている衣装は豪華ですが、ダビデの表情は険しく、悩みが尽きないといった印象を受けます。

ダビデにはバテシバ以外に、複数の妻がいました。

アヒノアムという女性との間には、アムノンという息子を儲けました。
マアカという女性との間には、アブサロムという息子と、タマルという娘を儲けました。

ある日、アムノンは、異母妹タマルの美しさに性欲を抑え切れず、強姦してしまいます。

妹を強姦されたアブサロムは、それ以後、異母兄アムノンを殺害する機会を窺(うかが)い、ついに2年後にアムノンを暗殺します。

この兄殺しの罪により、アブサロムは王ダビデによって、いったん追放処分を受けました。

この処分は3年後に許されるのですが、この一連の出来事を経て、アブサロムはダビデに対して敵意を抱き、謀反を企てるに至ります。

最終的に、アブサロムのクーデターは失敗に終わり、アブサロムはダビデの部下によって殺されます。
ダビデは、我が子アブサロムの死を、深く悼んだと伝えられています。


3. 原題


アールト・デ・ヘルデル(Aert de Gelder)が描いた『ダビデ王』は、英語ではKing Davidと言います。

この作品は、アムステルダム国立美術館(The Rijksmuseum Amsterdam)で見ることが出来ます。




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