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Abraham Bloemaert『ペレウスとテティスの婚宴』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年12月05日(月)14時03分 | 編集 |
2011年12月5日(月)


目次
1. エリスの投げた林檎
2. 原題


今回取り上げる作品は、Abraham Bloemaert作『ペレウスとテティスの婚宴』です。

2011年12月5日Abraham Bloemaert『ペレウスとテティスの婚宴』397

1. エリスの投げた林檎


エリスは、ヘスペリデスの園で黄金の林檎を手に入れました。
その後、ペレウスとテティスの結婚披露宴が行われている場所に到着しました。

自分一人だけ仲間外れにされたエリスは、神々が集う披露宴会場に恨みを込めて黄金の林檎を投げ入れました。

オランダの画家Abraham Bloemaert(1566-1651)が描いているのは、エリスが黄金の林檎を婚宴会場に投げ入れた瞬間です。

後景上部の、灰色の雲の上に乗っているのがエリスです。
仲間外れにされた腹いせに、右手から黄金の林檎を放っています。

このエリスは、一見すると剛腕なので男のようにも見えますね。
ただ、乳房がちゃんと描かれているので、女だと分かります。

なお、頭の上に載っているのは、髪の毛ではなく蛇です。

婚宴の主役であるペレウスとテティスは、前景に座った状態で描かれています。

下半身に赤い布を巻いているのが、アイギナ島の王子ペレウスです。
向かって右で豊麗な背中や腕を見せているのが、海の精霊テティスです。

新婚の二人は、まだ林檎の存在には気づいていません。


2. 原題


Abraham Bloemaertが描いた『ペレウスとテティスの婚宴』は、英語ではThe Wedding of Peleus and Thetisと言います。

この作品は、オランダ西部の街デン・ハーグ(Den Haag)にあるマウリッツハイス美術館(Mauritshuis)で見ることが出来ます。





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