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フランソワ・ルモワーヌ『ナルキッソス』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年05月11日(水)14時14分 | 編集 |
2011年5月11日(水)


目次
1. 美少年
2. 復讐の女神ネメシス
3. 原題


今回取り上げる作品は、フランソワ・ルモワーヌ作『ナルキッソス』です。

2011年5月11日フランソワ・ルモワーヌ『ナルキッソス』421

1. 美少年


エコーはヘラの魔力によって、相手の言葉を繰り返すことしか出来なくなりました。
そのエコーが、美少年ナルキッソスに恋をしました。

ナルキッソスは、自分に対して熱い視線を投げかけてくるエコーと会話をしようと試みます。
ところがエコーは、いかなる場合でもナルキッソスの言葉を繰り返すだけです。

これでは、男女の会話が成り立ちません。

エコーがそのような状態になった経緯を知らないナルキッソスは、次第にエコーを退屈な存在と考えるようになります。

結局、ナルキッソスから相手にされなくなったエコーは、屈辱感と絶望感からニンフとしての肉体を失います。

そして、声だけの存在となってしまいました。


2. 復讐の女神ネメシス


この様子を見ていたネメシスは、ナルキッソスを罰することにします。
ネメシスとは、人間が神に対して無礼を働いた場合に神罰を降す女神です。

エコーは森のニンフですので、人間ではありません。
従って、ナルキッソスがエコーを疎(うと)んじた行為は、神への無礼と解釈されたわけです。

ネメシスはナルキッソスに対して、他者を愛せなくなり自分だけを愛するようになる、という罰を与えました。

ある日、ナルキッソスは水面に写った美しい少年の姿を見ます。
その水面の美少年に、ナルキッソスは恋をしてしまいました。

片時も離れることが出来ず、いつまでも寄り添ってその姿を見つめていたいとナルキッソスは思うようになりました。

フランソワ・ルモワーヌ(1688-1737)は、ナルキッソスが水面に写った自分の姿を見て、恋に堕ちた瞬感を描いています。

この後、水面から離れることが出来ないナルキッソスは、死を迎えることになります。


3. 原題


フランソワ・ルモワーヌ(François Lemoyne)が制作した『ナルキッソス』は、ドイツ語ではNarzissと言います。

この作品は、ドイツのハンブルク美術館(Hamburger Kunsthalle)で見ることが出来ます。





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