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ヨハン・カール・ロト『アポロンとマルシュアス』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年05月02日(月)13時21分 | 編集 |
2011年5月2日(月)


目次
1. アテナのアウロス
2. 拾ったマルシュアス
3. 原題


今回取り上げる作品は、ヨハン・カール・ロト作『アポロンとマルシュアス』です。

2011年5月2日ヨハン・カール・ロト『アポロンとマルシュアス』289

1. アテナのアウロス


軍神でもあり処女神でもあるアテナは、アウロスと呼ばれる2本管の木管楽器を作りました。
アウロスを吹く時には相当な圧力が必要になるので、頬が膨れます。

アテナは、後に黄金の林檎を求めて「美女コンテスト」に参加するぐらい美しい女神でした。

アウロスを演奏している最中に頬が膨れた姿を周囲に見られるのは、アテナにとっては受け入れられないことでした。

そこでアテナは、せっかく作ったアウロスを捨ててしまいました。
但し、アウロスを拾った者に災いが降りかかるように呪いをかけたのでした。


2. 拾ったマルシュアス


地面に落ちていたこのアウロスを拾ったのが、サテュロスのマルシュアスです。
サテュロスとは、半人半獣の精霊を指します。

アウロスを吹くことに熟達したマルシュアスは、音楽の神アポロンに勝負を挑むことになりました。
アポロンは、キタラと呼ばれる竪琴の名手です。

楽器の種類が異なるとは言え、自分よりも演奏が上手いともてはやされているマルシュアスの存在をアポロンは見過ごすことは出来ません。

ヨハン・カール・ロト(1632-1698)の作品では、向かって右側で頬を膨らませているのがマルシュアスです。

向かって左にいるのはアポロンですね、
アポロンは太陽神でもありますので、頭の後ろには太陽が描かれています。

こうしてアポロンとマルシュアスの音楽合戦が始まりました。
事前の取り決めで、この戦いの勝者は敗者に対して何をしても良いということになっていました。

この約束によりマルシュアスは悲劇に見舞われるのですが、それは次回に続きます。


3. 原題


ヨハン・カール・ロト(Johann Carl Loth)が制作した『アポロンとマルシュアス』は、ドイツ語ではApollon und Marsyasと言います。

この作品はベルリンにある国立美術館(Staatliche Museen)で見ることが出来ます。





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