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ニコラ・プッサン『パクトロス川の源泉で行水するミダス』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年10月06日(木)12時41分 | 編集 |
記事のタグ: メトロポリタン美術館
2011年10月6日(木)


目次
1. 絶望的飢餓
2. 原題


今回取り上げる作品は、ニコラ・プッサン作『パクトロス川の源泉で行水するミダス』です。

2011年10月6日ニコラ・プッサン『パクトロス川の源泉で行水するミダス』450

1. 絶望的飢餓


ディオニュソスにより与えられた霊力は、ミダスを苦しめるだけでした。
触っただけで食べ物や水が全て黄金になり、家族の体に触れることも出来なくなりました。

ミダスは、霊力の解除方法をディオニュソスに問いました。
すると、ディオニュソスは次のように答えました。

「パクトロス川の水で、体を洗うが良い。」

ミダスは早速、パクトロス川へと向かいました。

このパクトロス川は、現在のトルコのエーゲ海に面した海岸近くにあるパクトロス川に同定されています。

川の中でミダスが体を洗うと、その霊力は河に移って行きました。
そして、川底の砂が砂金へと変化したのです。

この話は、パクトロス川でたくさん砂金が採れる根拠を示したものとされています。

フランスの画家ニコラ・プッサン(1594-1665)が描いているのは、パクトロス川に入って体を洗っているミダスの姿です。

向かって左にいる、右手を額につけて俯(うつむ)いている男性がミダスです。
画面中央の、薄緑色の布を腰に巻いて横たわっている男性は、パクトロス川の神を表しています。


2. 原題


ニコラ・プッサン(Nicolas Poussin)が描いた『パクトロス川の源泉で行水するミダス』は、英語ではMidas Washing at the Source of the Pactolusと言います。

この作品は、ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で見ることが出来ます。





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