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セバスティヤン・ブルドン『ディドの死』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2012年03月28日(水)14時26分 | 編集 |
記事のタグ: エルミタージュ美術館
2012年3月28日(水)


目次
1. カルタゴを去るアイネイアス
2. 原題


今回取り上げる作品は、セバスティヤン・ブルドン作『ディドの死』です。

2012年3月28日セバスティヤン・ブルドン『ディドの死』386

1. カルタゴを去るアイネイアス


ゼウスから、トロイを再興するようにとの命を受けたアイネイアスは、カルタゴを離れることにしました。

トロイ再興の地としてゼウスが指定したのは、イタリア半島です。

アイネイアスの愛人となっていたカルタゴの女王ディドは、見捨てられる形になってしまいました。
絶望したディドは、火葬壇の上で自刃(じじん)して果てました。

セバスティヤン・ブルドン(1616-1671)は、ディドが胸を突いて自殺する場面を描いています。
中央で、目をつぶっているのがディドです。

ディドの左肘が体を支える構図になっていますので、この時点ではまだディドには、息があることがわかります。

火葬壇からは煙が上がり、これからディドの豊麗な肉体を焼き尽くしていくことになります。

ディドの左手の下に描かれているのは、愛するアイネイアスが残していった剣です。
ディドの上部に描かれている有翼の女神は、ヘラの忠実な部下である虹の女神イリスです。

イリスはディドの魂を肉体から解き放つために、髪にはさみを入れようとしているところです。
この美しい髪は、やがて冥府へと届けられることになるのです。


2. 原題


セバスティヤン・ブルドン(Sébastien Bourdon)が制作した『ディドの死』は、ロシア語ではСмерть Дидоныと言います。

Смертьが、死、という意味です。
ディドは、ロシア語ではДидонаと綴ります。

この作品は、エルミタージュ美術館(Государственный Эрмитаж)で見ることが出来ます。





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