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ホセ・デ・リベーラ『預言者エリヤ』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2013年03月23日(土)14時00分 | 編集 |
2013年3月23日(土)


目次
1. 預言者
2. エリヤの奇跡
3. 原題


今回取り上げる作品は、ホセ・デ・リベーラ作『預言者エリヤ』です。

2013年3月23日ホセ・デ・リベーラ『預言者エリヤ』630


1. 預言者


エリヤとは、旧約聖書『列王記』に登場するユダヤ人の預言者です。
エリヤが活躍したのは、北イスラエル王国の王アハブ(在位:紀元前869年-紀元前850年)の時代です。

王ソロモン(在位:紀元前965-紀元前925頃)の死後、紀元前922年にイスラエル王国は南北に分裂します。
アハブは、北に存在したイスラエル王国の第七代王です。

アハブは、シリアの王女イゼベルを妻に迎えました。

イゼベルはユダヤ人ではないので、偶像崇拝禁止というユダヤ文化を受け入れず、シリアのバアル神を信仰してイスラエル宮廷にも導入します。

バアル神は、偶像崇拝を肯定する神です。

預言者エリヤは、王妃イゼベルの信仰態度を非難しました。
ユダヤの王妃になったのであれば、偶像崇拝を否定するユダヤの神を信仰するべきだ、という主張を展開します。


2. エリヤの奇跡


アハブの治世において、日照りが続いて飢饉がひどくなった時期がありました。
飢饉を解消するために、バアル神の預言者たちとエリヤが山に祭壇を築いて、それぞれの神に祈りを捧げました。

バアル神は、預言者たちに何の反応も示しませんでした。
一方、エリヤの祈りに対してユダヤの神は、雨を降らせるという奇跡を示します。

この勝負により、エリヤだけが奇跡を起こしたことが確認されました。
その後、敗れたバアル預言者たちはエリヤによって皆殺しにされました。

スペインの画家ホセ・デ・リベーラ(1591-1652)は、右手から炎を発するエリヤの姿を描いています。
炎を自由に操ることが出来るというエリヤの呪術的な性格を表した作品となっています。

続きます。


3. 原題


ホセ・デ・リベーラ(José de Ribera)が描いた『預言者エリヤ』は、イタリア語ではIl profeta Eliaと言います。

il profetaが、預言者、という意味です。
profetaは語尾がaですが、男性名詞です。

この作品は、ナポリにあるサン・マルティーノ修道院(Certosa di San Martino)で見ることが出来ます。




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