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ルカ・ジョルダーノ『目に見えない精霊たちに給仕されるプシュケ』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年05月20日(金)16時43分 | 編集 |
2011年5月20日(金)


目次
1. 孤独な生活
2. 原題


今回取り上げる作品は、ルカ・ジョルダーノ作『目に見えない精霊たちに給仕されるプシュケ』です。

2011年5月20日ルカ・ジョルダーノ『目に見えない精霊たちに給仕されるプシュケ』274

1. 孤独な生活


プシュケは西風ゼピュロスによって、エロスの宮殿に連れて行かれました。
この宮殿は、この世のものとは思えないぐらい素晴らしい宮殿です。

緑に恵まれ、澄み切った水に満たされ、騒がしさとは無縁の世界です。
この世の楽園かと見紛うほどの快適な空間で、プシュケは暮らしていました。

ただ一つ難点があるとすれば、プシュケの周囲には誰もいないのです。

食事や身支度の世話をしてくれる存在は感じられるのですが、姿が一切見えません。
何一つ不満のない暮らしですが、プシュケには目に見える確かなものが何もありませんでした。

イタリアの画家ルカ・ジョルダーノ(1634-1705)が描いているのは、精霊たちに給仕されているプシュケの姿です。

向かって右で、テーブルの上に置かれた食べ物を右手で取ろうとしているのがプシュケです。

周りにいる精霊たちは甲斐甲斐しくプシュケの世話をしていますが、プシュケには何も見えていません。


2. 原題


ルカ・ジョルダーノ(Luca Giordano)が描いた『目に見えない精霊たちに給仕されるプシュケ』は、英語ではPsyche served by invisible spiritsと言います。

この作品は、イギリス王室のロイヤル・コレクションの中の一枚で、ウィンザー城(Windsor Castle)で見ることが出来ます。





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