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Jan Victors『祝宴の際のエステル、アハシュエロス、ハマン』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2013年04月06日(土)21時24分 | 編集 |
2013年4月6日(土)


目次
1. ハマンの陰謀
2. ユダヤ民族を救った王妃
3. 原題


今回取り上げる作品は、Jan Victors作『祝宴の際のエステル、アハシュエロス、ハマン』です。

2013年4月6日Jan Victors『祝宴の際のエステル、アハシュエロス、ハマン』243


1. ハマンの陰謀


Jan Victors(1619-1676)が描いているのは、エステルが酒宴の席でハマンの陰謀を暴いている場面です。

向かって右の赤い服を着ている男性がクセルクセス1世(別名アハシュエロス)です。
向かって左に座っているのは大臣のハマンです。

エステルは王に対して初めて自分がユダヤ人であることを明らかにしました。

そして、このユダヤ人大虐殺計画はハマンの感情から始まったに過ぎない陰謀であることを説きました。
切々と訴えるエステルの姿を見つめながら、王は次第にハマンに対して懐疑的になっていきます。


2. ユダヤ民族を救った王妃


王妃エステルはユダヤ民族大虐殺が行われる間近という差し迫った厳しい状況の中で、クセルクセス1世に勇気を持って進言しました。

そして、ハマンの陰謀を暴き王に正しい判断をすることを促します。

旧約聖書の中でエステルが主人公に取り上げられている理由は、このようなユダヤ民族絶滅の危機を救ったところにあるのです。

続きます。


3. 原題


Jan Victorsが制作した『祝宴の際のエステル、アハシュエロス、ハマン』は、ドイツ語ではEster, Ahasveros und Haman beim Festmahlと言います。

das Festmahlが祝宴という意味です。

この作品は、ドイツのヘッセン州の都市カッセルにある美術館(Die Museumslandschaft Hessen Kassel)で見ることが出来ます。




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