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ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス『ヒュラスとニンフたち』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年09月08日(木)21時31分 | 編集 |
2011年9月8日(木)


目次
1. 美少年ヒュラス
2. ヘラクレスの離脱
3. 原題


今回取り上げる作品は、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス作『ヒュラスとニンフたち』です。

2011年9月8日ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス『ヒュラスとニンフたち』208

1. 美少年ヒュラス


ヒュラスは、ヘラクレスに仕える美少年です。

ヘラクレスが、イアソンの呼びかけに応じてアルゴー船に乗ることになったので、ヒュラスも同行することになりました。

イアソンらを乗せたアルゴー船は、黄金の羊毛があるコルキスを目指す途中、ミュシアに上陸しました。

ミュシアとは、現在のトルコ北西部に位置する地域とされています。

ヘラクレスは、船の運航中に、持ち前の怪力によって、櫂(かい)を折ってしまいました。

そこで、ヘラクレスは、新たな櫂を作製するための適切な木を探すために、森の中に入って行くことにしました。

ヒュラスは、最初、ヘラクレスと共に森の中を分け入りましたが、途中でヘラクレスに命令されて、船員たちに供するための水を汲めるような泉が、森の中にあるかどうかを調査することになりました。

ヘラクレスと別れたヒュラスが、森の中で美しい泉を見つけた時に、ちょうど水のニンフたちが水底から水面へと上がって来ました。

美少年のヒュラスを見たニンフたちは、一目で心を奪われます。

水際にいたヒュラスは、泉の中のニンフたちに腕を捕まれ、そのまま引きずり込まれるようにして、水底へと連れて行かれました。

イギリスの画家ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(1849-1917)が描いているのは、ニンフたちに引っ張られてヒュラスが水の中へと入って行く場面です。

ヒュラスは、水に入る直前、大声を上げて助けを求めました。

ヒュラスの叫び声を聞いたヘラクレスは、急ぎ、声のする方へと向かい、泉に辿り着きましたが、その時には、もう辺りには人影はありませんでした。

ヘラクレスは、ヒュラスの名を呼びながら、その近辺を探し続けました。


2. ヘラクレスの離脱


森の中に入って行ったヘラクレスたちが、相当な時間が経過しても一向に戻って来る気配がないため、船で待つイアソンたちの間には、ヘラクレスが離脱したのではないか、という話題が持ち上がります。

ミュシアの地で夜を過ごす計画にはなっていなかったため、イアソンとしては出来るだけ早く出発したいと考えていました。

そして、やむを得ずイアソンは、ヘラクレスを置き去りにして出航することを決意します。

ヒュラスの捜索を諦めたヘラクレスが、浜辺に戻った時、もうアルゴー号の姿はありませんでした。

こうして、図らずもヘラクレスのコルキス行きは、なくなってしまいました。

ヘラクレスは、この後、途中まで成し遂げていた12の試練の残りを達成するために、再び立ち向かうことになります。


3. 原題


ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(John William Waterhouse)が描いた『ヒュラスとニンフたち』は、英語ではHylas and the Nymphsと言います。

この作品は、イングランド北西部の都市マンチェスターにある、マンチェスター市立美術館(Manchester Art Gallery)で見ることが出来ます。





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