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ジャック=ルイ・ダヴィッド『マルスとミネルヴァの戦い』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2012年01月17日(火)23時26分 | 編集 |
記事のタグ: ルーヴル美術館
2012年1月17日(火)


目次
1. ティリンスの王ディオメデス
2. アレス対アテナ
3. 原題


今回取り上げる作品は、ジャック=ルイ・ダヴィッド作『マルスとミネルヴァの戦い』です。

2012年1月17日ジャック=ルイ・ダヴィッド『マルスとミネルヴァの戦い』258

1. ティリンスの王ディオメデス


フランスの画家ジャック=ルイ・ダヴィッド(1748-1825)が描いているのは、軍神アレスとアテナが戦っている場面です。

画面中央で官能的な左の太股を露にして、右手で指差しているのが、軍神兼処女神のアテナです。
アテナの向かって右で、黒い槍を持って腕を組んでいるのはディオメデスです。

ディオメデスは、古代ギリシアの都市ティリンスの王です。
ティリンスがあった場所は、現在ではギリシアのミケーネ文明の遺跡となっています。

ディオメデスは後に、オデュッセウスと共にトロイの街に潜入して、パラディオンを盗み出すことになります。


2. アレス対アテナ


アレスは、トロイ戦争においてトロイ側についていました。
アレスの愛人であるアプロディーテが、パリスの所属するトロイ軍を味方しているからです。

一方、もう一人の軍神アテナは、トロイ戦争においてギリシア側についていました。
アテナはアテナイの守護神ですから、ギリシア側についているわけです。

さらに、アテナは美女コンテストにおいてトロイの王子パリスから落選の判定を受けています。
アテナはヘラと共に、このパリスが下した判断に対して、恨みを持っているのです。

そこでアテナは、ギリシア人のディオメデスに加担してアレスを打ち負かそうとしたのです。
トロイ戦争は、人間だけでなく神々の世界をも二分する戦いとなっていたのです。

ディオメデスは、アレスの下腹部を長槍で突きました。
この一撃が勝敗を決し、アレスは地面に倒れて許しを乞う羽目になったのです。

画面後景で雲の上に乗って、右手を開いているのは、アプロディーテです。
愛人のアレスが戦いに敗れたので、その身を案じて天界から急行したのです。


3. 原題


ジャック=ルイ・ダヴィッド(Jacques-Louis David)が描いた『マルスとミネルヴァの戦い』は、英語ではThe Combat of Mars and Minervaと言います。

この作品は、ルーヴル美術館(Musée du Louvre)で見ることが出来ます。





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