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アントニオ・カラッチ『洪水』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2012年05月24日(木)15時05分 | 編集 |
記事のタグ: ルーヴル美術館
2012年5月24日(木)


目次
1. 神罰
2. 原題


今回取り上げる作品は、アントニオ・カラッチ作『洪水』です。

2012年5月24日アントニオ・カラッチ『洪水』218

1. 神罰


アダムの子孫たちは、日々の生業の中で、偽りと驕(おご)りを覚えていきました。
その結果、悪が地上に蔓延(はびこ)り、正義は軽視されるようになりました。

人間たちのそのようなあり方を見兼ねた神は、アダムの末裔を地上から消し去ることにしたのです。
アダムから数えて10代目のノアの時代に、大洪水が発生しました。

激しい雨が、連続して40日間降り続きました。
大量に降った雨のせいで、地上は150日間水没したままだったとされています。

人類が、あまりにも神の意志からかけ離れた生き方を続けていたため、神の逆鱗に触れたのです。

初代のアダムにおいて、既に神の怒りに触れて、人類はエデンの園から追放されています。
そして、ノアの時代に至り、もう一度辛酸を舐めることになるのです。

但し、生きて辛酸を舐めたのは、ノアの家族(息子夫婦などを含めて総勢8名)及び全ての動物たちのつがいだけです。

それ以外は、全て洪水によって死に絶えました。

恐ろしいです。
ユダヤの神を怒らせると、こんな結末になるということですね。

アントニオ・カラッチ(1583-1618)は、溺死していく人々や動物の姿を描きました。

このような惨劇が自分の身に降りかかるとは、驕り高ぶった人間たちには、想像も出来なかったのでしょう。

画面向かって右端では、小高い丘の上で、全裸の男が両手を広げています。
一時的に命が助かっていますが、この者たちも遠からず死ぬのです。

神に選ばれたノアたちが、箱舟に乗って辿り着いたアララト山は、標高5,100メートル以上です。
巨大な箱舟が、5,000メートル以上の山に押し上げられるぐらいの大洪水だったわけです。

古代においても現代においても、水難は恐ろしいです。


2. 原題


アントニオ・カラッチ(Antonio Carracci)が描いた『洪水』は、フランス語ではLe Délugeと言います。

le Délugeが、洪水、という意味です。
ここではDが大文字になっていますので、聖書の洪水事件を指しているわけです。

この作品は、ルーヴル美術館(Musée du Louvre)で見ることが出来ます。





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