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ヤーコブ・ヨルダーンス『ジュピターの教育』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年03月13日(日)16時42分 | 編集 |
2011年3月13日(日)


目次
1. 兄姉の救出
2. オトリュス山とオリンポス山
3. 原題


今回取り上げる作品は、ヤーコブ・ヨルダーンス作『ジュピターの教育』です。

2011年3月13日ヤーコブ・ヨルダーンス『ジュピターの教育』271

1. 兄姉の救出


ジュピターは、ギリシア神話ではゼウスに相当します。

フランドルの画家ヤーコブ・ヨルダーンス(1593-1678)が描いているのは、クレタ島で教育を受けている幼いゼウスの姿です。

向かって左端で、楽器を持って立っている子どもがゼウスです。
クレタ島で暮らす大人達は、ゼウスが立派な若者に成長するように様々な教育を施しているのです。

成長したゼウスは、クレタ島を離れ父クロノスが支配するギリシア本土へやって来ます。

クロノスに飲み込まれた兄や姉たちを救出するため、ゼウスは知恵の女神メティスに援助を要請します。

メティスは、オケアノスとテテュスとの間に生まれた娘です。
後にゼウスの最初の妻となり、アテナを生むことになります。

メティスは嘔吐薬を作り、クロノスが飲むネクタルの中に混ぜておきました。
嘔吐薬が混入しているとは知らないクロノスは、いつもの通りネクタルを飲み干します。

しばらくして、クロノスは気分が悪くなり、かつて飲み込んだ子供たちを順番に吐き出したのです。

クロノスの口からは、ゼウスと思い込ませた石、ポセイドン、ハデス、ヘラ、デメテル、ヘスティアが次々と飛び出して来ました。


2. オトリュス山とオリンポス山


クロノスの子供たちは、ゼウスを先頭にして、父クロノスの仕打ちに対して復讐を図ります。
勝算がないと見たクロノスは、ひとまずオトリュス山へと逃げ込みました。

こうしてゼウスは、クロノスが支配していたギリシア本土における政権を握ることが出来ました。
しかし、ゼウスがクレタ島にいた頃から、この地域にはティタン神族が長く暮らしています。

アトラスやプロメテウスは、ティタン神族の一員です。

ティタン神族の中には、若いゼウスが政権を握ったことを快く思わない勢力もありました。

そこでゼウスは兄姉たちと共に、ティタン神族の影響が及ばないオリンポス山に居を構えることにしました。

この後、オトリュス山に立て篭もったクロノス率いるティタン神族と、オリンポス山に陣取るゼウス陣営との間にティタノマキアと呼ばれる戦争が勃発することになります。


3. 原題


ヤーコブ・ヨルダーンス(Jacob Jordaens)が描いた『ジュピターの教育』は、英語ではEducation of Jupiterと言います。

この作品は、ベルギー北部の街アントウェルペン(Antwerpen)にある美術館(the Museum Rockoxhuis)で見ることが出来ます。





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