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ジェームズ・バリー『イデ山のジュピターとジュノ』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年03月14日(月)16時45分 | 編集 |
2011年3月14日(月)


目次
1. メティスとテミス
2. ゼウスの三番目の正妻ヘラ
3. 原題


今回取り上げる作品は、ジェームズ・バリー作『イデ山のジュピターとジュノ』です。

2011年3月14日ジェームズ・バリー『イデ山のジュピターとジュノ』267

1. メティスとテミス


ジュピターは、ギリシア神話ではゼウスに相当します。
ジュノは、ギリシア神話ではヘラに相当します。

アイルランドの画家ジェームズ・バリー(1741-1806)が描いているのは、ゼウスとヘラ夫妻の仲睦まじい姿です。

イデ山はクレタ島で最も高い山です。

来たるべくティタン神族との戦いに備えて、ゼウスは多くの子孫を作ることを思いつきます。

ゼウスが最初に妻にしたのは、知恵の女神メティスでした。
メティスはオケアノスの娘で、アテナの母となります。

ゼウスの二番目の妻は、掟の女神テミスでした。
テミスは、ウラノスとガイアの間に出来た娘です。

テミスは時間を司る三女神ホーライと、運命を司る三女神モイライを生みました。


2. ゼウスの三番目の正妻ヘラ


ゼウスは、メティスとテミス以外の多くの女神との間に沢山の子供たちを儲けて来ました。
ヘラは、そんなゼウスのあり方を傍で眺めて来ました。

ある日、ゼウスはヘラに求愛します。
ヘラは、ゼウスの愛を受け入れる条件として正妻の座を要求します。

メティスとテミスも正妻ではありましたが、その地位は不安定なものでした。
ヘラは確固たる地位の正妻を望んだのです。

美女ヘラを手に入れたいゼウスは、ヘラの願いを聞き入れます。
こうして、ヘラは最高神の正妻としての地位を手に入れたのです。

ヘラはゼウスとの間に、まずヘパイストスを生みました。
ヘパイストスは鍛冶の神です。

続いて、アレス、ヘベ、エイレイテュイアを生むことになります。
アレスは軍事を司る男神、ヘベは青春を司る女神、エイレイテュイアは出産を司る女神です。


3. 原題


ジェームズ・バリー(James Barry)が描いた『イデ山のジュピターとジュノ』は、英語ではJupiter and Juno on Mount Idaと言います。

この作品は、イングランド中部の街シェフィールド(Sheffield)にある美術館(Weston Park Museum)で見ることが出来ます。





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