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ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス『黄金の箱を開けるプシュケ』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年05月24日(火)14時36分 | 編集 |
2011年5月24日(火)


目次
1. 冥界へ行くプシュケ
2. 箱の正体
3. 原題


今回取り上げる作品は、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス作『黄金の箱を開けるプシュケ』です。

2011年5月24日ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス『黄金の箱を開けるプシュケ』541

1. 冥界へ行くプシュケ


キューピッドは、ギリシア神話ではエロスに相当します。

プシュケはエロスの愛を取り戻すために、アプロディーテに命じられた試練を次々にこなしていきました。

アプロディーテは最後の試練として、プシュケに次のような課題を与えました。

「冥界の女王ペルセポネのところへ行き、美を分け与えてもらいなさい。衰え始めた私の美貌を保つために、ペルセポネが持っている冥界の美が必要なのです。」

この命に従い、プシュケは冥府にいるペルセポネのところへ赴きました。


2. 箱の正体


ペルセポネは、プシュケの頼みを聞き入れ、美の入った箱を渡してくれました。

ペルセポネから美の入った箱を受け取ったプシュケは、冥界から地上に戻った後、この箱の中身がどうしても気になります。

アプロディーテだけでなくプシュケ自身も、数々の試練を乗り越えるうちに容色が衰えているのではないか、という不安を抱えていました。

もし試練に打ち勝ってエロスにもう一度会えたとしても、美しさが損なわれた自分にはもう振り向いてくれないかも知れない・・・。

このように考えたプシュケは、好奇心に負けて箱を開けてしまいました。

イギリスの画家ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(1849-1917)が描いているのは、ペルセポネから与えられた箱を開けているプシュケです。

ペルセポネがくれた箱に入っているのは、美のはずでした。
ところが箱の中身は、美ではなく永遠の眠りだったのです。

永遠の眠りとは、即ち、死です。
こうして、プシュケは命を落とすことになるのです。


3. 原題


ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(John William Waterhouse)が描いた『黄金の箱を開けるプシュケ』は、英語ではPsyche Opening the Golden Boxと言います。

この作品は、個人所蔵となっています。





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