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サンドロ・ボッティチェッリ『春』 第2弾
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年05月27日(金)14時49分 | 編集 |
記事のタグ: ウフィッツィ美術館
2011年5月27日(金)


目次
1. 西風の神ゼピュロス
2. 風の神アネモイ
3. 原題


今回取り上げる作品は、サンドロ・ボッティチェッリ作『春』です。

2011年5月27日サンドロ・ボッティチェッリ『春』217

1. 西風の神ゼピュロス


イタリアの画家サンドロ・ボッティチェッリ(1445-1510)が描いた『春』は、2010年8月1日の記事『サンドロ・ボッティチェッリ『春』 loro2012.blog』で取り上げたことがあります。

今回は、西風の神ゼピュロスに焦点を当てます。
画面向かって右端にいるのが、西風の神ゼピュロスです。

ゼピュロスは、向かって右からニ番目のクロリスに求愛します。
クロリスはゼピュロスの愛を受けて、花の女神フローラへと変身するのです。

向かって右から三番目の、薔薇の花を地面に撒いているのがフローラです。

薔薇の花は、アプロディーテの花とされています。
アプロディーテは、ローマ神話におけるヴィーナスに相当します。


2.風の神アネモイ


ゼピュロスは、風の神アネモイの中の一柱(ひとはしら)です。
アネモイは、全部で四柱います。

東風の神はエウロスで、季節との関連付けは、なされてはいません。
西風の神はゼピュロスで、春と初夏のそよ風を運びます。

南風の神はノトスで、晩夏と秋の嵐を運びます。
北風の神はボレアスで、冷たい冬の空気を運びます。

アネモイは、星空の神アストライオスと暁の女神エオスとの間に生まれました。
アストライオスの父は、クレイオスです。

系譜を示します。

ウラノス→クレイオス→アストライオス→アネモイ

アネモイは、ローマ神話におけるウェンティ(Venti)に相当します。

イタリア語で「風」は、il ventoと言います。
il ventoの複数形は、i ventiです。


3. 原題


サンドロ・ボッティチェッリ(Sandro Botticelli)が描いた『春』は、イタリア語ではPrimaveraと言います。

primaveraは、春、という意味です。
この作品は、ウフィッツィ美術館(Galleria degli Uffizi)で見ることが出来ます。





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