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レンブラント・ファン・レイン『ダナエ』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年06月18日(土)15時00分 | 編集 |
記事のタグ: エルミタージュ美術館
2011年6月18日(土)


目次
1. アルゴス王女
2. 原題


今回取り上げる作品は、レンブラント・ファン・レイン作『ダナエ』です。

2011年6月18日レンブラント・ファン・レイン『ダナエ』302

1. アルゴス王女


ダナエはギリシア神話に登場するアルゴス王女です。

アルゴス王のアクリシオスには世継ぎとなる男の子がありませんでした。
そこで今後、世継ぎに恵まれるのかどうかを神託に問うことにしました。

するとアクリシオスには息子は授からないが、娘のダナエが男の子を生むとの神託がありました。

ただしもう一つ神託がありました。

それはアクリシオスがダナエの生んだ男の子によって殺されるであろうというものだったのです。

この神託を実現させないために、アクリシオスは娘のダナエを青銅の塔に幽閉します。

こうしておけば娘は男と交わることがないため息子も生まれません。
ダナエが男の子を生まなければ、アクリシオスはアルゴス王であり続けることが出来るわけです。

美貌の王女ダナエは人生を塔の中で過ごすことになってしまったのです。

レンブラント(1606-1669)の作品では外界から遮断された環境にあるダナエと世話役の侍女が描かれています。

青銅の塔に幽閉されたダナエは人との関わりがない生活を送っていますが、相変わらず美しさを保っています。
ダナエの官能的な乳房や腰回りを天界から眺めていた神がいました。

最高神ゼウスです。

ゼウスはダナエが閉じ込められている青銅の塔の中に忍び込むために、黄金の雨に変身しました。
ダナエと侍女の視線の先にあるのは黄金の雨です。

続きます。


2. 原題


レンブラント・ハルメンス・ファン・レイン(Rembrandt Harmensz. van Rijn)が制作した『ダナエ』は、英語ではDanaeと言います。

この作品はサンクト・ペテルブルクにあるエルミタージュ美術館(State Hermitage Museum)で見ることが出来ます。





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