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イーヴリン・ド・モーガン『メディア』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2011年09月10日(土)22時57分 | 編集 |
2011年9月10日(土)


目次
1. コルキス王女メディア
2. 原題


今回取り上げる作品は、イーヴリン・ド・モーガン作『メディア』です。

2011年9月10日イーヴリン・ド・モーガン『メディア』575

1. コルキス王女メディア


イオルコス王子イアソンに率いられたアルゴナウタイの面々は、道中、数々の試練を乗り越えて行きます。

途中で、プロメテウスが大鷲に肝臓を食いちぎられて、悲鳴を上げているのを耳にしたりもしました。

そして、アルゴナウタイ一行は、やっとのことで目的地コルキスへと辿り着きました。
コルキスの領土は黒海東岸に位置し、現在のグルジアに同定されています。

イアソンたちの旅の目的は、コルキス王アイエテスが管理している黄金の羊毛を奪うことでした。

巨大なアルゴー船がコルキスの港に到着した様子を、一人の女性が宮廷から眺めていました。
その女性の名は、メディアと言います。

メディアはコルキス王国の王女で、かつ、魔術使いです。

イギリスの画家イーヴリン・ド・モーガン(1855-1919)は、宮廷内を歩いているメディアの姿を描きました。

メディアが右手に持っているのは、魔術を使う時に用いる薬品が入った瓶でしょうね。

メディアは、言葉による霊力だけで魔術を実行するわけではありません。

この世に存在する様々な薬品を調合して出来上がった液体も、メディアの魔術の一要素となっているのです。

コルキスの地で出会ったメディアとイアソンは、瞬く間に恋に落ちました。

メディアはイアソンの冒険の目的を知り、父王アイエテスを裏切って、愛する男の味方になることを決心しました。


2. 原題


イーヴリン・ド・モーガン(Evelyn De Morgan)が描いた『メディア』は、英語ではMedeaと言います。

この作品は、イングランド西部の街Birkenheadにある、Williamson Art Gallery and Museumで見ることが出来ます。





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