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ピーテル・パウル・ルーベンス『アキレスの死』
記事URL  カテゴリ | ギリシア神話絵画 | 2012年02月05日(日)22時59分 | 編集 |
2012年2月5日(日)


目次
1. アキレス腱
2. 原題


今回取り上げる作品は、ピーテル・パウル・ルーベンス作『アキレスの死』です。

2012年2月5日ピーテル・パウル・ルーベンス『アキレスの死』336

1. アキレス腱


フランドルの画家ピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)が描いているのは、アキレスがパリスに射殺される場面です。

前景中央で赤いマントを身につけているのがアキレスです。
右足のアキレス腱に矢が刺さっていますね。

アキレスが赤ん坊の頃に、母テティスはアキレスを不死の体にするためにステュクスの水に浸しました。

ステュクスとは、冥界を七重に取り巻いて流れる大河です。
生者の領域と死者の領域とを区別する境界線の役割を負っている川です。

テティスはアキレスの踵を握った状態で体をステュクスの水につけました。
この結果、アキレス腱だけはステュクスの水に浸すことが出来ませんでした。

成長したアキレスにとって、唯一の弱点がアキレス腱となったのです。
後景向かって左で矢を放っているのはトロイの王子パリスです。


2. 原題


ピーテル・パウル・ルーベンス(Peter Paul Rubens)が描いた『アキレスの死』は、英語ではDeath of Achillesと言います。

この作品はロンドンにあるコートールド・ギャラリー(Courtauld Gallery)で見ることが出来ます。





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