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ドミニク・アングル『アクロンに対するロムルスの勝利』
記事URL  カテゴリ | ローマ建国史絵画 | 2012年04月16日(月)15時22分 | 編集 |
記事のタグ: ルーヴル美術館
2012年4月16日(月)


目次
1. カエニナ王アクロン
2. 原題


今回取り上げる作品は、ドミニク・アングル作『アクロンに対するロムルスの勝利』です。

2012年4月16日ドミニク・アングル『アクロンに対するロムルスの勝利』172

1. カエニナ王アクロン


未婚女性を強奪したローマ人に対して、サビニ人以外の周辺諸国からも、非難の声が上がります。
その代表格が、アクロンを王とするカエニナ王国でした。

カエニナ王国は、ローマに対して戦いを挑みました。
兵士の質において一歩上回るローマ軍は、カエニナ軍を撃破しました。

カエニナの王アクロンは、戦場で討ち取られ、身につけていた鎧はロムルスによって引き剥がされてしまいました。

フランスの画家ドミニク・アングル(1780-1867)が描いているのは、アクロンを討ち果たした後の、ロムルスの姿です。

中央で左手を上げて、右手に鎧を持っているのがロムルスです。
ロムルスの左足のそばには、討ち死にした敵将アクロンの裸体が転がっています。

アクロンは身につけていた物を全て脱がされて、辱めを受けたわけですね。

カエニナ王国は、この敗戦の後、ローマ王国に併合されていきます。


2. 原題


ドミニク・アングル(Jean-Auguste-Dominique Ingres)が描いた『アクロンに対するロムルスの勝利』は、フランス語ではRomulus, vainqueur d’Acron, porte les dépouilles opimes au temple de Jupiterと言います。

les dépouillesが、戦利品、という意味です。
この作品は、ルーヴル美術館(Musée du Louvre)で見ることが出来ます。





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