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レンブラント・ファン・レイン『アルテミシア』
記事URL  カテゴリ | その他絵画 | 2011年01月24日(月)16時05分 | 編集 |
記事のタグ: プラド美術館
2011年1月24日(火)


目次
1. マウソロスの妻
2. 世界の七不思議
3. 原題


今回取り上げる作品はレンブラント・ファン・レイン作『アルテミシア』です。

2011年1月24日レンブラント・ファン・レイン『アルテミシア』310

1. マウソロスの妻


オランダの画家レンブラント・ファン・レイン(1606-1669)が描いているのはカリア国の統治者マウソロスの妻アルテミシアです。

カリア国は現在のトルコのアジア地域に同定されています。

マウソロスはカリア国王ではなく、カリア地域を統治していたアケメネス朝ペルシアのサトラップでした。

サトラップとは現在の州知事のような立場と捉えられています。

作品に描かれたアルテミシアはマウソロスの妹であり妻です。
当時のカリア国では統治者がその姉妹と結婚するのが慣習となっていました。


2. 世界の七不思議


紀元前353年にマウソロスは亡くなります。
そして妻アルテミシアがマウソロスのサトラップの地位を継承します。

サトラップとなったアルテミシアはマウソロスのための壮麗な霊廟を建設することにしました。
マウソロス霊廟の建設地として選ばれた街はカリア国の首都ハリカルナッソスです。

ハリカルナッソスは現在のトルコ西部にある港湾都市ボドルムに同定されています。

レンブラントはマウソロスが亡くなった後のアルテミスの姿を描いています。

作品の中で侍女がアルテミスに差し出しているのは葡萄酒です。
この葡萄酒の中には亡き夫マウソロスの遺灰が混ざっているのです。

寡婦となったアルテミシアは、そこまで夫のことを愛していたということです。
アルテミシアは夫の死から二年後の紀元前351年に亡くなったとされています。

マウソロス霊廟はアルテミスが亡くなった翌年、紀元前350年に完成しました。
この霊廟は後に古代世界の七不思議の一つに数えられることになります。

マウソロス霊廟は現存せず、遺跡がボドルム市内に残されています。


3. 原題


レンブラント・ファン・レイン(Rembrandt Harmensz. van Rijn)が描いた『アルテミシア』はスペイン語ではArtemisia II de Cariaと言います。

この作品はプラド美術館で見ることが出来ます。


2012年5月25日(金)追記


現在プラド美術館は、この絵画をアルテミシアではなくユディットを描いたものだと解釈しているようです。

この絵画の題名はスペイン語では、Judit en el banquete de Holofernesと言います。

邦題は『ホロフェルネスの酒宴におけるユディト』となります。




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