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ディルク・ボウツ『アブラムとメルキゼデクの会見』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2012年06月04日(月)16時28分 | 編集 |
2012年6月4日(月)


目次
1. アブラムとロトの別れ
2. ソドム略奪
3. アブラムによる救出
4. 原題


今回取り上げる作品は、ディルク・ボウツ作『アブラムとメルキゼデクの会見』です。

2012年6月4日ディルク・ボウツ『アブラムとメルキゼデクの会見』428

1. アブラムとロトの別れ


ロトは、伯父であるアブラムと一緒に旅をしていました。
メソポタミア地方のウルを出発してハランを経由し、カナンへと辿り着きます。

その後、エジプトまで同行し、かなりの期間アブラムとロトは、行動を共にしていました。

ところがある日、それぞれの従者たちの間に、諍(いさか)いが発生しました。
それ以降ロト一行は、アブラムたちから離れ、別行動を取ることになりました。

ロトが向かった先は、ソドムと呼ばれていた商業都市です。
ソドムは、現代のヨルダン地域にあったとされています。


2. ソドム略奪


当時ソドムを支配していたのは、エラムという王国でした。
ソドムの人々は支配されることを嫌って、エラムの王に対して反乱を起こします。

しかし強国エラムの軍事力に屈し、ソドムは滅ぼされてしまいました。
そこで暮らしていたロトたち家族は、捕虜となり、ダマスコへと連行されました。

ダマスコは、現在のシリアの首都ダマスカスのことです。


3. アブラムによる救出


ソドムの街が略奪され、ロトたちが捕虜となって連れ去られたという知らせが、カナンにいるアブラムの元へ届きました。

アブラムは、甥であるロトの救出に向けて立ち上がります。
ダマスコの街に夜襲をかけて、他の捕虜や財産など共に、ロトを救出することに成功しました。

ディルク・ボウツ(1410頃-1475)が描いているのは、ロトを首尾良く救出して、カナンへと戻って来た時のアブラムの姿です。

画面中央、向かって右の、剣を左腰から下げて、右手を頭につけているのがアブラムです。

その向かって左は、サレムの王メルキゼデクです。
サレムとは、エルサレムのことではないかと考えられている街です。

メルキゼデクが手にしているのは、パンと葡萄酒です。
戦いに勝って生還したアブラムを、メルキゼデクが祝福している場面です。


4. 原題


ディルク・ボウツ(Dirk Bouts)が制作した『アブラムとメルキゼデクの会見』は、英語ではThe Meeting of Abraham and Melchizedekと言います。

この作品は、ベルギー中北部に位置する街ルーヴェンにある聖ペテロ教会(St. Peter's Church)に所蔵されています。





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