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ジョヴァンニ・アンドレア・デ・フェッラーリ『ヤコブにもたらされたヨセフの上着』
記事URL  カテゴリ | 旧約聖書絵画 | 2012年07月04日(水)20時47分 | 編集 |
2012年7月4日(水)


目次
1. 絶望するヤコブ
2. 原題


今回取り上げるのは、ジョヴァンニ・アンドレア・デ・フェッラーリ作『ヤコブにもたらされたヨセフの上着』です。

2012年7月4日ジョヴァンニ・アンドレア・デ・フェッラーリ『ヤコブにもたらされたヨセフの上着』289

1. 絶望するヤコブ


ジェノヴァ生まれの画家ジョヴァンニ・アンドレア・デ・フェッラーリ(1598-1669)が描いているのは、血のついたヨセフの上着を目の当たりにして、ヨセフの死を確信し、悲嘆に暮れている父ヤコブの姿です。

画面向かって左で、椅子に腰掛けて、左手を挙げて、衣服から顔を背けているのがヤコブです。
息子の一人がヨセフの上着を見せていますが、もうたくさんだ、という意思表示をしています。

ヤコブの後ろに描かれている女性は、妻のレアでしょうね。

ヨセフの実母ラケルは、ベニヤミンを生んだ際に亡くなっていますので、この時点では故人になっています。

レアは、自分の生んだ息子ではないにせよ、今まで一緒に暮らして来たヨセフが悲劇的な死を迎えたことに、衝撃を受けている様子です。

レアは、ラケルの実姉です。

後に、レアはヤコブと共に、ヨセフの待つエジプトへ行くことになります。


2. 原題


ジョヴァンニ・アンドレア・デ・フェッラーリ(Giovanni Andrea de Ferrari)が描いた『ヤコブにもたらされたヨセフの上着』は、英語ではJoseph's Coat rought to Jacobと言います。

この作品は、アメリカ、テキサス州の都市エル・パソにあるエル・パソ美術館(El Paso Museum of Art)で見ることが出来ます。





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