映画とドラマと語学
| ホーム loro2012 |
| 投稿 |
グレン・ハンサード主演映画『ONCE ダブリンの街角で』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2013年06月14日(金)16時34分 | 編集 |
2013年6月14日(金)


レンタルDVDで、グレン・ハンサード主演の映画『ONCE ダブリンの街角で(原題:Once)』を見ました。

見ようと思ったきっかけは、植村花菜が6月3日(月)のラジオ番組『植村花菜の「あなたの夢を花菜えまshow」』の中で、好きな映画だと紹介していたからです。

花菜は、この映画のDVDも買って持っているそうです。

なお、この番組は東海ラジオの制作なのですが、私はラジコのニッポン放送で毎週聞いています。

さて、花菜以外にも、アマゾンの該当ページを見ると、この作品を絶賛するレビューを寄せている人が多いのですが、私は率直に言ってそれほど心に染みる映画だとは思いませんでした。

この映画は2007年に公開されたアイルランド映画で、路上で歌って生計を立てている男と、路上で雑誌や花を売って生計を立てている女が、ダブリンの街角で出会ってから別れるまでの短い期間の出来事を描いています。

登場人物には名前が与えられておらず、男はグレン・ハンサード(Glen Hansard)、女はマルケタ・イルグロヴァ(Markéta Irglová)が演じています。

マルケタはチェコ出身のシンガー・ソング・ライターで、劇中でもタブリンで暮らしているチェコ系移民の娘を演じています。

女には別れた男がおり、2人の間に生まれた幼い娘を引き取って、現在、母親を含めた3人で暮らす毎日です。

女は、得意とするピアノを買って作曲や歌唱に精を出したいところですが、現状の経済状態ではとても不可能です。

路上で歌って小銭を稼ぐ男にも、やはり別れた恋人がおり、現在はダブリンで電化製品修理業を営む父親と2人で暮らしています。

話の展開からして、男と女が恋仲になって行くのだろうと思って見ていましたが、結局、そうはなりませんでした。

男にはその気はあり、女にも多少なりともあったはずなのですが、やはり男の経済力の無さが女にもう一歩先へ進む意欲を失わせたのかも知れません。

男女が出会って、それなりに時間を共有しているにも関わらず深い仲にはならない作品ですから、刺激的な場面は全くありません。

私は別に映画やドラマに性的刺激を求めているわけではありませんが、わずかな時間とはいえ、音楽を通して人生を共有し、バイクで海を一緒に見に行くような関係にまでなっておきながら、結局、何となく別れて、その後、男は別れた彼女が暮らすロンドンへと一人旅立ちます。

男は女に一緒にロンドンへ来て欲しいと頼むのですが、それを聞いた女がロンドンへ同行するための条件として、娘と母を連れて行くことが可能かどうか尋ねる場面があります。

たぶん、この時の男の返事が、この映画の肝(きも)なのだろうと思っています。

2013年6月14日グレン・ハンサード主演映画『ONCE ダブリンの街角で』を見た感想 504


上掲の画像は、劇中歌Falling Slowlyが、第80回(2008年2月)アカデミー賞歌曲賞を受賞した時のグレンとマルケタです。


ONCE ダブリンの街角で デラックス版 [DVD]
ジェネオン エンタテインメント (2008-05-23)
売り上げランキング: 21,513





関連記事