映画とドラマと語学、そして株式投資へ
| ホーム loro2012 |
| 投稿 |
ジャック・ニコルソン主演映画『郵便配達は二度ベルを鳴らす』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2013年07月12日(金)16時10分 | 編集 |
2013年7月12日(金)


7月8日(月)にテレビ東京で、ジャック・ニコルソン主演の映画『郵便配達は二度ベルを鳴らす(原題:The Postman Always Rings Twice)』を見ました。

この映画が公開された1981年当時私は高校生でしたが、日本でも濃厚なセックス描写がテレビCMで取り上げられてかなり話題になっていたと記憶しています。

映画の題名からして男性の郵便配達員が家の中にいる女性と密会するために玄関のベルを2回鳴らして入室し、その後2人がセックスに及ぶという筋立てを想像していたのですが、この映画には郵便配達員は登場しません。

つまり題名と内容は全く関連性がなく、原作者のジェームズ・M・ケイン(1892-1977)が何かのきっかけでこうした題名をつけたのだろうと思います。

ジェームズ・M・ケインが1934年に発表した本小説は、この映画を含めて通算で4回映画化されています。

さて、ジャック・ニコルソンは主人公のフランク・チェンバースを演じています。
フランクは過去に数度の犯罪歴があり、流れ者としてカリフォルニア州にやって来ました。

フランクは偶然立ち寄ったダイナー(幹線道路沿いのドライブイン食堂)で無銭飲食することを計画していたのですが、そうとは知らない店主のニック・パパダキスからの誘いに乗る形でそのままダイナーに居候する身となります。

ダイナーで料理を作っているのはニックの若き妻コーラでした。
美人妻コーラはジェシカ・ラングが演じています。

ジャック・ニコルソン主演映画『郵便配達は二度ベルを鳴らす』を見た感想1 421


図らずもニック夫妻と同じ屋根の下で暮らすことになったフランクは、コーラが年の離れたニックに対して嫌気が差しており性的にも満たされていないことを見抜きます。

しばらくしてニックが外出中の昼間、フランクはコーラに肉体関係を迫りました。

最初は抵抗する姿勢を見せていたコーラでしたが、性的快楽に飢えていたことや夫の存在に辟易していたことなどが絡み合って、結局フランクとのセックスを受け入れることにしました。

ジャック・ニコルソン主演映画『郵便配達は二度ベルを鳴らす』を見た感想2 224


1981年当時のCMで取り上げられていたセックス場面は、この厨房でのフランクとコーラのセックス場面です。

ディレクターズ・カット版ではもう少し過激な描写がなされているのかも知れませんが、私が見たテレビ東京版では全くと言って良いほど裸体の描写はなく、ジャック・ニコルソンもジェシカ・ラングも下半身を露出せずにセックスをしていました。

こんな中途半端なセックス場面が公開当時大きな話題をさらったわけですから、今から30年以上前の性的露出に関する社会通念は現在とは大きく異なることが見て取れます。

映画の筋立てはそれほど劇的な展開が仕込まれているわけでもなく、フランクとコーラが共同で偽装殺人を計画し、邪魔者のニックを殺害した後は2人でそのままダイナーの運営をしていく予定だったのが、結局悪事が露呈して裁判沙汰となり2人の思い描いていた未来は手には入りませんでした。

しかし悪運の強いフランクは最終的にはコーラと結婚するところまではこぎつけるのですが、映画の最終盤ではついにフランクの運も尽き果てるのです。


郵便配達は二度ベルを鳴らす [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2011-12-21)
売り上げランキング: 14,074





関連記事