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ルーカス・クラナッハ『ヨアキムへの受胎告知』
記事URL  カテゴリ | 新約聖書絵画 | 2013年08月15日(木)13時17分 | 編集 |
2013年8月15日(木)


目次
1. 燔祭
2. 原題


今回取り上げる作品は、ルーカス・クラナッハ作『ヨアキムへの受胎告知』です。

ルーカス・クラナッハ『ヨアキムへの受胎告知』417


1. 燔祭


子のいない悲しさを噛み締めながら、アンナの夫ヨアキムは荒野で一人、燔祭(はんさい)を行って神に祈りを捧げていました。

燔祭とは古代ユダヤ教における儀式を指します。
具体的には、犠牲となる動物を祭壇で焼いて神に捧げるのです。

こうすることによって神へ服従する姿勢を示し、不利益を解消してもらえるよう祈るのです。

ヨアキム夫婦にとって最大の不利益は子がないことです。
そのせいで神殿から追い払われ、ヨアキムは荒野で40日の断食行に入ることになったのです。

そして、荒野で修行しているヨアキムのところに大天使ガブリエルが現れます。

「神はヨアキムの祈りを聞き入れた。妻アンナは懐妊するだろう。」

ルーカス・クラナッハ(1472-1553)が描いているのは、天使からそのように聞かされた時のヨアキムの姿です。
ヨアキムは40日間の断食行を終えて、アンナの元へ戻ることにしました。


2. 原題


ルーカス・クラナッハ(Lucas Cranach)が制作した『ヨアキムへの受胎告知』は、英語ではThe Annunciation to Joachimと言います。

The Annunciationが受胎告知です。
この作品はハンガリーの首都ブダペストにある美術館(Museum of Fine Arts)で見ることが出来ます。




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