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ジョット・ディ・ボンドーネ『祈りを捧げるマリアの求婚者たち』
記事URL  カテゴリ | 新約聖書絵画 | 2013年08月25日(日)12時26分 | 編集 |
2013年8月25日(日)


目次
1. 生涯純潔の誓い
2. 神意
3. 原題


今回取り上げる作品は、ジョット・ディ・ボンドーネ作『祈りを捧げるマリアの求婚者たち』です。

ジョット・ディ・ボンドーネ『祈りを捧げるマリアの求婚者たち』302


1. 生涯純潔の誓い


マリアの夫はヨセフです。
彼らがどのように婚約するに至ったのかを見て行きましょう。

マリアが生まれる前に両親のヨアキムとアンナは、生まれて来る子を神に捧げると誓いました。
そしてマリアが3歳になった時、ヨアキム夫妻は神との約束を守りマリアを神殿に預けました。

その後マリアは3歳から14歳まで神殿で奉仕することになりました。
マリアは幼くして俗世からかけ離れた生活を続けていたわけです。

もちろんそのような子女はマリアだけではなく、何人かが神殿での奉仕活動に従事していたのです。

マリアは両親から自分が生まれた時の経緯を聞いていました。
そして一生独身のままで神に仕える人生を全うするつもりでいたのです。


2. 神意


ところがマリアは14歳の時に、神殿の祭司長ザカリアから想像もしていなかったことを聞かされます。
結婚することは神の意志であるとマリアは告げられたのでした。

神は婿選びの方法も祭司長ザカリアに指示します。

「ダビデの一族の独身男性たちを神殿に集めなさい。
そして彼らには一本の棒を持参させなさい。
その棒の先端に主の徴(しるし)が現れた者をマリアの婚約者としなさい。」

神意を受けた祭司長ザカリアはダビデの一族の独身男性たちに声をかけ、神殿に集合させました。
こうしてマリアの夫選びが行われたわけです。

イタリアの画家ジョット・ディ・ボンドーネ(1267頃-1337)は求婚者達が祭壇に祈りを捧げている場面を描きました。

中央で赤いマントを着ている男性が祭司長ザカリアです。
祭壇には求婚者達が持ち寄った細長い棒が立てかけられています。

独身男たちは清楚なマリアを妻にするために真剣に祈りを捧げています。


3. 原題


ジョット・ディ・ボンドーネ(Giotto di Bondone)が描いた『祈りを捧げるマリアの求婚者たち』はイタリア語ではI pretendenti di Maria in preghieraと言います。

i pretendentiが求婚者たち、preghieraが祈りという意味です。

この作品はイタリア北東部の街パドヴァ(Padova)にあるスクロヴェーニ礼拝堂(Cappella degli Scrovegni)で見ることが出来ます。




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