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ドメニコ・ギルランダイオ『聖母のエリザベツ訪問』
記事URL  カテゴリ | 新約聖書絵画 | 2013年09月02日(月)15時30分 | 編集 |
記事のタグ: ルーヴル美術館
2013年9月2日(月)


目次
1. 年上の従姉妹
2. 聖霊懐妊
3. 原題


今回取り上げる作品はドメニコ・ギルランダイオ作『聖母のエリザベツ訪問』です。

ドメニコ・ギルランダイオ『聖母のエリザベツ訪問』342


1. 年上の従姉妹


大天使ガブリエルから受胎告知を受けたマリアは、ユダという街に住む従姉妹(いとこ)のエリザベツを訪問することにしました。

年上のエリザベツに事の次第を報告して善後策を相談しようと思ったのです。

実はエリザベツはマリアと同じように聖霊によって懐妊したところでした。
マリアが訪問した時はエリザベツは妊娠6ヶ月の身でした。

14歳のマリアはエリザベツが聖霊によって懐妊したという事実を聞いていました。
そして同じように性交なしで懐妊してしまった事実を打ち明ける相手としてエリザベツを頼ったわけです。

エリザベツとマリアは似たような時期に聖霊によって懐妊しました。
二人の違いは処女であるか否かということだけです。

マリアがエリザベツを訪問した際、エリザベツのお腹の中の子は喜んで踊ったと言われています。
マリアはエリザベツの家で3ヶ月を過ごした後、ナザレの自宅へと戻りました。

エリザベツの生んだ息子は洗礼者ヨハネとなり、マリアの生んだ息子はイエスとなります。


2. 聖霊懐妊


聖書で語られるユダヤの歴史においては不妊に悩む夫婦がたくさん登場します。
夫婦生活を長く続けていても、なかなか子が授からないという夫婦は現代日本においても少なくありません。

アブラハムの妻サラがイサクを生んだのはサラが90歳の時でした。
ヤコブの妻ラケルがヨセフを生んだのはラケルが高齢になってからです。

エリザベツも閉経後の懐妊、出産です。

医学的には不可能ですね。
子孫繁栄のためにユダヤの神は、たびたび奇跡を起こすということが聖書には書かれているわけです。

ドメニコ・ギルランダイオ(1449-1494)の作品では中央向かって右で跪(ひざまず)いているのがエリザベツです。

マリアが身ごもった子は神の子です。

年長者とは言えエリザベツの方が、マリア及び子のイエスに対して敬意を表しているという構図になっているわけですね。


3. 原題


ドメニコ・ギルランダイオ(Domenico Ghirlandaio)が描いた『聖母のエリザベツ訪問』はフランス語ではLa Visitationと言います。

La Visitationはカトリックの用語で聖母マリアのエリザベツ訪問を表します。
この作品はルーヴル美術館(Musée du Louvre)で見ることが出来ます。




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