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アルテミジア・ジェンティレスキ『洗礼者ヨハネの誕生』
記事URL  カテゴリ | 新約聖書絵画 | 2013年09月03日(火)15時23分 | 編集 |
記事のタグ: プラド美術館
2013年9月3日(火)


目次
1. 名はヨハネ
2. 原題


今回取り上げる作品は、アルテミジア・ジェンティレスキ作『洗礼者ヨハネの誕生』です。

アルテミジア・ジェンティレスキ『洗礼者ヨハネの誕生』236


1. 名はヨハネ


エリザベツは、大天使ガブリエルが言った通り男の子を生みました。

ザカリアは、子供が生まれるという奇跡的な出来事に大喜びです。
しかし、神罰を受けているために喋ることが出来ないでいました。

周囲の者達は、不妊で悩んでいたエリザベツが突如懐妊し、無事出産したことに大きな驚きを感じています。
そして祭司を務めていたザカリアが、ある日突然口が聞けなくなったことも不思議に思っていました。

誕生から8日が過ぎて、赤ん坊に名前をつける日がやって来ました。
父であるザカリアが、紙に名前を書きました。

そこには、ヨハネと記されていました。
後の洗礼者ヨハネが命名された瞬間です。

命名が終わった直後、ザカリアは喋ることが出来るようになりました。
大天使ガブリエルの命に従い、息子にヨハネと名付けたことで神罰が終わったのです。

ローマ生まれの女流画家アルテミジア・ジェンティレスキ(1593-1653)は、近所の女性たちが赤子のヨハネを湯浴みさせている場面を描いています。

向かって左端で着席し、机に向かっているのがザカリアです。
右手に筆記具を持っていますので、この時点ではまだ喋ることが出来ないのでしょうね。

奇跡的な赤子の誕生に対して、周囲も活気づいている様子が窺えます。


2. 原題


アルテミジア・ジェンティレスキ(Artemisia Gentileschi)が描いた『洗礼者ヨハネの誕生』は、スペイン語ではNacimiento de San Juan Bautistaと言います。

nacimientoが、誕生という意味です。

この作品は、プラド美術館(Museo Nacional del Prado)で見ることが出来ます。




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