2013年10月20日(日)
10月15日(火)に日本テレビで、ジニファー・グッドウィン主演の映画『Something Borrowed/幸せのジンクス(原題:Something Borrowed)』を見ました。
ジニファー・グッドウィン(Ginnifer Goodwin)はウィキペディアに掲載されている写真だと短髪にしていて今ひとつという感じですが、この映画では長めの髪型が知的な印象を与える独身女性レイチェル・ホワイトを演じています。

ニューヨークの法律事務所で弁護士として働いているレイチェルは30歳になった誕生日の夜に、幼い頃からの親友ダーシー・ローヌが企画してくれた誕生パーティーに出席します。
地味で控え目なレイチェルはこうした豪勢な集いに参加することは苦手なのですが、30歳という節目でもありダーシーが間もなく独身生活と別れを告げる時期に重なっていたため、内心では困惑しながらもパーティー会場へとやって来たわけです。
自分の感情を素直に表現出来ないレイチェルとは対照的にダーシーは派手好きかつ社交的で、レイチェルの法学部時代の同級生デックス・セラーとの結婚を間近に控えています。
ダーシーを演じているのは、ケイト・ハドソンです。

学生時代、レイチェルはデックスに対して仄(ほの)かな恋心を抱いていたのですが、自分から言い出せるはずもなく単なる良き友人として交際を続ける中でデックスにダーシーを紹介する流れとなり、積極的なダーシーがデックスを自分の彼氏にしたという過去がありました。
誕生パーティが終わった後、ダーシーの高価なハンドバッグがきっかけとなって、レイチェルはデックスに誘われて2人で別の店に飲みに行くことになりました。
恋愛やセックスに対して奥手なレイチェルは、美男子のデックスと2人でテーブルについていることが嬉しい半面苦痛でもあり、不釣り合いな自分たちを見ている回りの美女たちから馬鹿にされているように感じてしまいます。
レイチェルはそういった自己卑下をする傾向がある女性で、ジニファー・グッドウィンは見事な演技力でレイチェルの屈折した内面を表現していたと思います。
会話を進めていく中でデックスの心遣いに感激したレイチェルは気が大きくなり、学生時代にデックスのことが好きだったと今さらながらに告白してしまいました。
しかも、「あなただって私の気持ちが分かっていたはずよ」とまで言ってしまいました。
レイチェルとしてはダーシーという婚約者がいるデックスに対してかつての恋心を打ち明けたとしても、その場の戯言(たわごと)として片付けてもらえるはずだという考えがありました。
この時点では、レイチェルには「それ以上のこと」を望む考えなどありませんでした。
ところがデックスはレイチェルのその言葉を戯言とは受け取らず、乗り込んだタクシーの中で口づけを交わし、そのままレイチェルの部屋に到着して2人は初めてセックスするに至ったのでした。
レイチェルの人物設定は引っ込み思案でパッとしない外見で、あまり自己主張もせず自分の気持ちや欲望は抑制しながら生きて来た30歳の独身女性です。
そんなレイチェルでも恋愛に憧れる気持ちは若い頃から当然持っており、彼氏を作りたいしセックスもしたいという誰でもが望み実際にやっていることを自分もしてみたいという願望は強く持っていました。
ただどちらかというと一途なところがあるため、学生時代に恋に落ちたデックスのことが何年経っても忘れられず、現在の職場で思いを寄せてくれる同僚イーサンの心にも気づきません。
かといって自分からデックスに対して何か行動に移すことなど出来るはずもなく、気がついたら30歳になっていたわけですね。
デックスはこれまでそんなレイチェルのことを良き友人として理解していたのですが、実はデックスにも友情以上の気持ちがレイチェルに対して存在していたのでした。
お互いの本当の気持ちを今さらながらに確認したレイチェルとデックスは、今後ダーシーに対してどのように接して行けば良いのかで悩みます。
ダーシーはレイチェルがデックスに気があるとは思っていませんし、まさか2人がセックスに至る関係を築くとは夢にも思ってはいません。
レイチェルが誕生日の夜にデックスとセックスをしたという事実、及びその後もダーシーに隠れて会っておりもちろんセックスを繰り返しているという現実、さらには2人の気持ちに偽りはないという事態をダーシーがいつどのようにして知るのかがここからの映画の肝となります。
レイチェルは冴えない外見の女性という設定ですが、ジニファー・グッドウィン(1978-)は綺麗なお姉さまです。
10月15日(火)に日本テレビで、ジニファー・グッドウィン主演の映画『Something Borrowed/幸せのジンクス(原題:Something Borrowed)』を見ました。
ジニファー・グッドウィン(Ginnifer Goodwin)はウィキペディアに掲載されている写真だと短髪にしていて今ひとつという感じですが、この映画では長めの髪型が知的な印象を与える独身女性レイチェル・ホワイトを演じています。

ニューヨークの法律事務所で弁護士として働いているレイチェルは30歳になった誕生日の夜に、幼い頃からの親友ダーシー・ローヌが企画してくれた誕生パーティーに出席します。
地味で控え目なレイチェルはこうした豪勢な集いに参加することは苦手なのですが、30歳という節目でもありダーシーが間もなく独身生活と別れを告げる時期に重なっていたため、内心では困惑しながらもパーティー会場へとやって来たわけです。
自分の感情を素直に表現出来ないレイチェルとは対照的にダーシーは派手好きかつ社交的で、レイチェルの法学部時代の同級生デックス・セラーとの結婚を間近に控えています。
ダーシーを演じているのは、ケイト・ハドソンです。

学生時代、レイチェルはデックスに対して仄(ほの)かな恋心を抱いていたのですが、自分から言い出せるはずもなく単なる良き友人として交際を続ける中でデックスにダーシーを紹介する流れとなり、積極的なダーシーがデックスを自分の彼氏にしたという過去がありました。
誕生パーティが終わった後、ダーシーの高価なハンドバッグがきっかけとなって、レイチェルはデックスに誘われて2人で別の店に飲みに行くことになりました。
恋愛やセックスに対して奥手なレイチェルは、美男子のデックスと2人でテーブルについていることが嬉しい半面苦痛でもあり、不釣り合いな自分たちを見ている回りの美女たちから馬鹿にされているように感じてしまいます。
レイチェルはそういった自己卑下をする傾向がある女性で、ジニファー・グッドウィンは見事な演技力でレイチェルの屈折した内面を表現していたと思います。
会話を進めていく中でデックスの心遣いに感激したレイチェルは気が大きくなり、学生時代にデックスのことが好きだったと今さらながらに告白してしまいました。
しかも、「あなただって私の気持ちが分かっていたはずよ」とまで言ってしまいました。
レイチェルとしてはダーシーという婚約者がいるデックスに対してかつての恋心を打ち明けたとしても、その場の戯言(たわごと)として片付けてもらえるはずだという考えがありました。
この時点では、レイチェルには「それ以上のこと」を望む考えなどありませんでした。
ところがデックスはレイチェルのその言葉を戯言とは受け取らず、乗り込んだタクシーの中で口づけを交わし、そのままレイチェルの部屋に到着して2人は初めてセックスするに至ったのでした。
レイチェルの人物設定は引っ込み思案でパッとしない外見で、あまり自己主張もせず自分の気持ちや欲望は抑制しながら生きて来た30歳の独身女性です。
そんなレイチェルでも恋愛に憧れる気持ちは若い頃から当然持っており、彼氏を作りたいしセックスもしたいという誰でもが望み実際にやっていることを自分もしてみたいという願望は強く持っていました。
ただどちらかというと一途なところがあるため、学生時代に恋に落ちたデックスのことが何年経っても忘れられず、現在の職場で思いを寄せてくれる同僚イーサンの心にも気づきません。
かといって自分からデックスに対して何か行動に移すことなど出来るはずもなく、気がついたら30歳になっていたわけですね。
デックスはこれまでそんなレイチェルのことを良き友人として理解していたのですが、実はデックスにも友情以上の気持ちがレイチェルに対して存在していたのでした。
お互いの本当の気持ちを今さらながらに確認したレイチェルとデックスは、今後ダーシーに対してどのように接して行けば良いのかで悩みます。
ダーシーはレイチェルがデックスに気があるとは思っていませんし、まさか2人がセックスに至る関係を築くとは夢にも思ってはいません。
レイチェルが誕生日の夜にデックスとセックスをしたという事実、及びその後もダーシーに隠れて会っておりもちろんセックスを繰り返しているという現実、さらには2人の気持ちに偽りはないという事態をダーシーがいつどのようにして知るのかがここからの映画の肝となります。
レイチェルは冴えない外見の女性という設定ですが、ジニファー・グッドウィン(1978-)は綺麗なお姉さまです。
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