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ジョルジュ・ド・ラ・トゥール『大工聖ヨセフ』
記事URL  カテゴリ | 新約聖書絵画 | 2013年10月22日(火)14時01分 | 編集 |
記事のタグ: ルーヴル美術館
2013年10月22日(火)


目次
1. イエスの前半生
2. 原題


今回取り上げるのは、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作『大工聖ヨセフ』です。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール『大工聖ヨセフ』 459

1. イエスの前半生


イエスが信仰の道に専念し始めたのは30歳を過ぎてからと言われています。
それまでにイエスがどこで何をしていたのかについては、全くと言っていいほど分かっていません。

養父であるヨセフの職業が大工でしたので、イエスは幼少の頃からその働く姿を見て育ったはずです。
そしてヨセフ亡き後は、母マリアを支えながら大工仕事に精を出していたのではないだろうかと考えられています。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593-1652)は、少年イエスが父の仕事場で一緒に夜を過ごしている場面を描いています。

この年齢の頃はまだヨセフが健在で、イエスはあくまでも普通の少年として描かれています。

少なくともこのイエスからは宗教的な香りというものは感じられませんよね。

イエスの顔が明るく照らし出されているのに対して、ヨセフの表情にはどこか翳りも感じられます。
ヨセフはイエスが宗教的活動に入る前に亡くなっています。

養父ヨセフはイエスのこんな間近で暮らしていながら、イエスの起こした数々の奇跡を見ることはなかったのです。
同時にあの十字架事件を見つめることもありませんでした。


2. 原題


ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(Georges de La Tour)が制作した『大工聖ヨセフ』は、フランス語ではSaint Joseph charpentierと言います。

charpentierが大工という意味です。
この作品はルーヴル美術館(Musée du Louvre)で見ることが出来ます。




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