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仲代達矢主演映画『男たちの大和/YAMATO』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 日本映画 | 2013年12月15日(日)11時35分 | 編集 |
2013年12月15日(日) 


12月7日(土)にBSTBSで、仲代達矢主演の映画『男たちの大和/YAMATO』を見ました。

角川春樹が制作した映画で公開は2005年12月です。
原作本『決定版 男たちの大和』を執筆した辺見じゅんは角川春樹の姉に当たります。

戦艦大和を話題にする場合、1945年4月7日にアメリカ軍の攻撃によって炎上し沈没した事実が語られることが多いのですが、この映画では1941年12月16日に就役(しゅうえき)した頃からの戦艦大和の生涯が描かれます。

就役とは、新造の艦船が任務につくことを指します。

戦艦大和が撃沈されたのは九州南方海域で行われた坊ノ岬沖海戦においてですが、戦艦大和がなぜこの海域を通過していたかというと1945年4月1日以降アメリカ軍に攻撃されている沖縄を守ることが主目的でした。

戦艦大和が沖縄に辿り着ければ大量の砲弾を発射出来る砲台としての役割が期待出来ますし、乗組員たちを陸戦隊員として活用することも可能になります。

沖縄をアメリカ軍によって占領された場合、次は九州への攻撃が予想されましたので、本土決戦になる前に沖縄戦でアメリカ軍に勝利することが求められ、そのための切り札的存在として戦艦大和が用いられたのです。

反町隆史はおよそ7,000名の乗組員たちの食事を賄う二等主計兵曹を演じていましたが、戦争に限らず何をするにも食料補給及び調理が最も肝要なことであり、それを無視した精神論など何の役にも立たないことをこの映画は訴えます。

あるいは、過ちを犯した部下に対して懲罰としてのいわゆる「けつバット」を行う場面も描かれていますが、「けつバット」というのは上官による部下虐め以外の何ものでもなく、こうした暴力的懲罰から組織全体及び部下個人が得られるものなど何もありません。

アメリカ軍の集中攻撃を受けて傾斜し続ける戦艦大和の末期状態を鑑み、現場指揮官の伊藤整一中将は沖縄到達作戦を諦め部下の命を守るために総員退去命令を発令します。

この時点で生き残っていた乗組員たちは横転しながら沈み行く戦艦大和から海に投げ出され、その後、横付けされた駆逐艦に助けられるなどして一部の者は無事故郷に帰ることが出来ました。

この映画は激戦の中を生き残り故郷に戻った10代後半の海軍特別年少兵が、戦争からおよそ60年が経過して老齢となった今、戦艦大和の内部で体験した様々な出来事を振り返り自分が生き残った意義を再認識するという筋立てになっています。

海に投げ出されながらも生き残った年少兵は松山ケンイチが演じ、その後年老いて小型船・明日香丸の船長となった現在の姿を仲代達矢が演じています。

戦争をなくすためには日常的な暴力をなくすことが必要だと感じています。
国際関係論や外交安全保障論を論じる前に、まずは家庭内の平和を維持することですね。


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