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米倉涼子主演ドラマ『モンスターペアレント』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 日本ドラマ | 2013年12月20日(金)14時59分 | 編集 |
2013年12月20日(金) 


ギャオで米倉涼子主演のドラマ『モンスターペアレント』を見ました(配信期間:2013年12月7日~2013年12月13日)。

元々このドラマは2008年7月から9月にフジテレビで放映された全11話の連続ドラマです。

学校の教師に難癖をつけに行く保護者の話かと思ったら、実際には教師たちと一緒になって様々な苦情に対応する教育委員会に勤める人たちの話でした。

米倉涼子が演じる高村樹季(たかむらいつき)はウィルソン・城山法律事務所に所属する弁護士で、企業法務を専門とする辣腕弁護士です。

法律事務所の所長・城山幸太郎は学生時代から懇意にしている教育委員会教育長の田川龍之介に依頼されて、所属弁護士を一人、教育委員会の業務に携わらせることになりました。

白羽の矢を立てられた高村は所長からの直々の依頼であればと快諾し、未知の世界である教育委員会の業務に関与することになります。

当初高村は教育委員会に持ち込まれる苦情処理などを半ば嫌々こなしていたのですが、理不尽な要求を賢しらな顔つきで突きつけて来る保護者たちと接している内に少しずつ教師や教育委員会の苦労を知ることになります。

番組は小学校を舞台としており、担任教師に無理難題を突きつける保護者には各話豪華俳優陣が起用されています。

木村佳乃、南野陽子、三浦理恵子、川島なお美らが小学生の子を持つ母親として登場し、学校や教育委員会に対して我儘勝手な要求を飲ませようと筋の通らない理屈を並べ立てます。

弁護士というよりは教育委員会の一員としての立場で高村は対応を迫られますが、企業法務の世界では知り得なかった教育現場における問題の解決に意義を見い出して行きます。

意見が衝突した場合、どれだけ腹に据えかねる言い方をされたとしても、良識ある社会人なのであれば相手に対して暴言を吐いたり暴力を振るったりしてはいけません。

高村はその点、教育委員会の職員ではなく第三者的立場で問題に関与しているという側面もありますが、割りと冷静に保護者に接しています。

しかし、ドラマの後半では教育委員会指導主事という立場にある三浦圭吾が激情を抑え切れずに教師を殴打して、警察に逮捕されるという大失態を演じます。

かつて小学校の教師をしていた三浦圭吾を演じているのは佐々木蔵之介です。

このモンスターペアレントを扱った連続ドラマの中で、教育委員会側の人間が無抵抗の人間を気の済むまで殴り続けるという凄惨な場面を挿入したのは、大人になっても理知的に振る舞えない者が少なからずいることを示しています。

不当な要求に屈する必要はありませんし、間違った意見に対しては正論を述べるべきですが、理不尽な要求を繰り返す相手に対して暴言を吐き恫喝し暴力を振るった時点で子供を指導する資格を失いますし社会的立場も失うのです。


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