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ニコラス・ケイジ主演映画『天使のくれた時間』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2013年12月28日(土)19時49分 | 編集 |
2013年12月28日(土) 


12月14日(土)にBSTBSで、ニコラス・ケイジ主演の映画『天使のくれた時間(原題:The Family Man)』を見ました。

原題のfamily manは家族を大事にする男性という意味ですが、映画の内容からすると邦題の方が相応しいように思いました。

ニコラス・ケイジが演じるジャック・キャンベルは30代後半で投資銀行の社長となりウォール街で成功を収めている独身男性です。

家族のいないジャックにとってはクリスマスの季節はいつもと変わらない毎日に過ぎす、クリスマス休暇返上で企業買収を仕掛けるために仕事をしています。

家族持ちの部下たちはクリスマスの時期ぐらい家族と一緒にゆっくりと過ごしたいと願っていますが、金儲けと出世のために働きまくることをジャックに要求されて渋々従わざるを得ません。

そんな独身貴族のジャックが買い物のために入ったコンビニエンスストアの中でちょっとした拳銃騒ぎに関与し、店員に銃口を向けた黒人男性と会話をすることを契機にもう一つの人生を経験するという展開になって行きます。

人間誰しも、もしあの時に別の道を選んでいたら今頃はどんな人生を歩んでいるだろうかということに思いを馳せる時があるはずですが、ジャックにとっての「あの時」は交際中のケイト・レイノルズと別れる形でロンドンへの留学に旅だった13年前を指します。

ケイトを演じているのはティア・レオーニです。

ニコラス・ケイジ主演映画『天使のくれた時間』を見た感想 455


20代前半の頃、恋人のケイトと空港で別れてロンドンへ留学して以降、ジャックは仕事人間となって見事に成功を収めニューヨークの高級マンションで暮らしフェラーリを乗り回すというお金には不自由しない人生を手に入れています。

一方、天使が見せてくれたもう一つの人生では、ジャックはケイトの懇願を聞き入れてロンドン留学を取りやめて、その後ケイトと結婚し2人の子供を儲けていました。

ジャックはニュージャージーのタイヤ販売会社の営業員となって、少ない給料ながらも家族や友人に囲まれてそれなりに幸せな毎日を過ごしていたのです。

図らずも時空を越えて別世界に引き込まれたジャックは、もう一つの人生を実体験することを通じて金儲けよりも大事なことが存在することにようやく気付かされます。

その後現実世界に引き戻されたジャックは、妻のケイトや娘のアニーそして赤ちゃんのジョシュがいない元通りの大金持ちの独身生活に舞い戻ります。

誰もが羨(うらや)む高級マンションにたった一人で暮らす孤独なジャックが、そこにいるだけです。
ジャックの周りには話し相手はいません。

人生の目的を金儲けと定義し仕事優先で突っ走って来たジャックはこれまでの人生に疑問を感じ、13年振りにケイトに会うためにケイトのアパートを訪ねるのです。


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