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ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ『洗礼者ヨハネの斬首』
記事URL  カテゴリ | 新約聖書絵画 | 2013年12月30日(月)12時58分 | 編集 |
2013年12月30日(月) 


目次
1. 続く苦しみ
2. 原題


今回取り上げる作品は、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ作『洗礼者ヨハネの斬首』です。

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ『洗礼者ヨハネの斬首』233

1. 続く苦しみ


イタリアの画家カラヴァッジョ(1571-1610)が描いているのは、首切り役人が小刀でヨハネの首を落とそうとしている場面です。

役人によって地べたに押し付けられているヨハネの頭の向かって左に置かれているのは大刀です。
首切り役人はこの大刀を振り下ろしたのですが、一回でヨハネの首を切り落とすことが出来ませんでした。

太刀を振り下ろして首を切断することは諦めて、左手でヨハネの首を抑えつけ右手に持っている小刀で首を完全に切り落とそうとしているところです。

向かって左で身をかがめ、お盆を両手で掴んでいるのはサロメですね。

後景向かって右には、隣の房に入れられている囚人たちがこの凄惨な光景を見つめている様子が描かれています。
カラヴァッジョは、そう簡単に人間の首は切り落とせるものではないということを描いています。


2. 原題


ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(Michelangelo Merisi da Caravaggio)が描いた『洗礼者ヨハネの斬首』は、英語ではBeheading of Saint John the Baptistと言います。

Beheadingが打ち首という意味です。

この作品は、シチリア島の南に位置するマルタ共和国の首都ヴァレッタ(La Valletta)にある聖ヨハネ准司教座聖堂(St. John's Co-Cathedral)で見ることが出来ます。

マルタ共和国の公用語はマルタ語と英語です。




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