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ポール・ニューマン主演映画『タワーリング・インフェルノ』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2014年01月03日(金)14時45分 | 編集 |
2014年1月3日(金) 


2013年12月17日(火)と18日(水)にテレビ東京で、ポール・ニューマン主演の映画『タワーリング・インフェルノ(原題:The Towering Inferno)』を見ました。

上映時間が165分と長いので、テレビ東京は前編と後編に分けて2日連続で放映していました。

原題のtoweringは形容詞で「高くそびえる~」、infernoの語義は地獄絵図ですので、2つ合わせて「そびえ立つ地獄」という意味になります。

1974年12月の公開で、今は亡きハリウッドスターたちが多数出演しており、よくこれだけの顔ぶれを揃えることが出来たものだと感心します。

ウィリアム・ホールデン(1918-1981)は、サンフランシスコに建設された138階建てのグラスタワー(the Glass Tower)の所有者ジェームズ・ダンカン(James Duncan)役です。

スティーブ・マックイーン(1930-1980)は、自らの命を落とすかも知れない危険な救出活動に従事する消防隊長マイケル・オハロラン(Michael O’Halloran)役です。

ポール・ニューマン(1925-2008)は、ダンカンに雇われてグラスタワーを設計した建築家ダグ・ロバーツ(Doug Roberts)役です。

フレッド・アステア(1899-1987)は、グラスタワーの落成式に出席している詐欺師ハーリー・クレイボーン(Harlee Claiborne)役です。

ジェニファー・ジョーンズ(1919-2009)は、クレイボーンが詐欺師とは知らず思いを寄せる熟女リゾレット・ミュラー(Lisolette Mueller)役です。

錚々(そうそう)たる面々ですが、彼ら以外にもO・J・シンプソンやフェイ・ダナウェイが出演しています。

ポール・ニューマン主演映画『タワーリング・インフェルノ』を見た感想 184


ダグ・ロバーツはグラスタワーを設計するに当たり、通常の電気ケーブルよりも太くて強いものを購入するよう仕様書に指示していました。

ところが購入を担当する電気技師のロジャー・シモンズは、与えられた予算の一部を着服するために通常のケーブルを購入して電気配線を行うという手抜き工事をしていたのでした。

この手抜き工事が原因で電力消費の巨大さに細いケーブルが耐え切れず、まずは81階の部屋で漏電し火災が発生します。

炎はあっという間に各階に燃え広がり、138階建ての超高層ビルはみるみるうちに巨大な炎に焼かれていきます。

グラスタワーの所有者ジェームズ・ダンカンも安全対策にはお金をかけない儲け第一主義の経営者であり、ロバーツの設計書を無視する形でスプリンクラーは設置したものの水が出ない仕様にするよう内々に命じたりしていました。

ロバーツの設計書の通りに経費を掛けて建物を建設していたらこのような大火災は起きなかったはずですが、大惨事とは往々にして人間の我欲が引き起こすものであるとジョン・ギラーミン監督は訴えます。

この映画を見て、スプリンクラーが設置されていなかったことで大火災を招いたホテルニュージャパンの火災事故を思い出しました。

千代田区永田町にあったホテルニュージャパンで大火災が発生したのは1982年2月8日未明のことでした。


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