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レオナルド・ディカプリオ主演映画『ブラッド・ダイヤモンド』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2014年02月07日(金)15時05分 | 編集 |
2014年2月7日(金) 


1月25日(土)にBSTBSで、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『ブラッド・ダイヤモンド(原題:Blood Diamond)』を見ました。

映画の舞台は20世紀末のシエラレオネ共和国です。

アフリカの西部に位置するシエラレオネ共和国では、反政府勢力の革命統一戦線(RUF)と政府軍との間でダイヤモンド鉱山の支配権を巡り1991年から2002年まで大規模な内戦が行われていました。

RUF(Revolutionary United Front)に村を襲われ捕虜となったソロモン・バンディーは、ダイアモンド採掘場で強制労働させられている時に川底から偶然ピンク色のダイヤモンドを見つけ、近隣の土中に隠しました。

しかしRUFのポイゾン大尉がその様子を見ており、ソロモンが隠したダイヤモンドを掘り返すよう命令している最中に政府軍による爆撃が行われ、ソロモンとポイゾンは捕虜となって政府が管理する留置場へと連行されます。

レオナルド・ディカプリオが演じるダニー・アーチャーはローデシア出身の元白人傭兵で、現在はRUFに武器を渡す見返りとしてダイヤモンドの原石を受け取りシエラレオネの隣国リベリア共和国へ密輸して利益を上げるという裏稼業を生業としています。

ローデシアはかつてアフリカの南部に存在したイギリス領の地域で、現在ではザンビア共和国とジンバブエ共和国になっています。
ダニーは密輸の最中に逮捕され留置場に連行されますが、そこでソロモンと出会いピンク色のダイヤモンドの存在を知ります。

このダイヤモンドの在り処と所有権を巡り、この後多くの血が流されます。

ジャーナリストのマディー・ボウエンは内戦が行われているシエラレオネに乗り込み、ダイヤモンド密輸の実態を突き止めるための活動を行う中でダニーと知り合います。

アメリカ人のマディーを演じているのはジェニファー・コネリーです。

レオナルド・ディカプリオ主演映画『ブラッド・ダイヤモンド』を見た感想 210


映画ではRUFに連行されて捕虜となった少年たちが兵士としての訓練を受け、武器を持って政府軍の兵士や民間人を平然とした顔で撃ち殺す場面が描かれていますが、シエラレオネ内戦の時代には実際に軍事訓練を受けた少年兵が武器を持って戦っており、大人たちの都合に巻き込まれて戦争の意義を理解しないまま引き金を引いていた子どもたちも少なくありませんでした。

ダニーは内戦による大地や人心の荒廃を目の当たりにして神はなぜ手を差し伸べないのかと考えますが、長く裏稼業に携わる内に一つの結論を得ます。

「ここにはもはや神はいないのだ。」

神が人間たちの悪事を見過ごしているのではなく、神がいないので人間たちの放縦がまかり通っているというエドワード・ズウィック監督の主張が印象深かったです。


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