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ナタリー・ポートマン主演映画『ブラック・スワン』を見た感想
記事URL  カテゴリ | 外国映画 | 2014年03月18日(火)18時41分 | 編集 |
2014年3月18日(火) 


今回の記事には露骨な性的表現が含まれています。
性的表現に対して心的なストレスを感じる方は、読まないことをお勧めします。

3月10日(月)にテレビ東京でナタリー・ポートマン主演の映画『ブラック・スワン(原題:Black Swan)』を見ました。

アメリカでの公開は2010年12月で、第83回アカデミー賞(2011年2月発表)においてナタリー・ポートマンが主演女優賞を獲得しました。

日本でこの映画が公開された2011年5月時点ではインターネット記事で本作品にまつわる様々な話題が提供されており、映画館での視聴を検討している人々に刺激を与え続けるという広報戦略が成功した例であると言えるでしょう。

映画の内容はバレエ『白鳥の湖』の主役の座を獲得したニナ・セイヤーズが、不慣れな官能表現の稽古を続けていく内に神経をすり減らし精神を病んで幻覚を見るようになるというもので、サイコ的要素が強い作品です。

色気に欠ける美人ニナ・セイヤーズを演じているのはナタリー・ポートマンです。

ナタリー・ポートマン主演映画『ブラック・スワン』を見た感想1 437


私は惨殺場面などを売りにしているサイコ系作品は怖くて見られないのですが、そんな私でも最後まで見通せるぐらいの怖さですのでサイコというほどの描写ではないのかも知れません。

サイコ路線以外にもう一つこの映画で話題になったのはナタリー・ポートマンの性的快感に打ち震える表情です。

ナタリーが演じるニナはベッドの中や浴槽の中でオナニーに耽り、束の間の性的快感に身を委ねます。

さらにはニナを主役の座から引きずり下ろして自分が主役になろうと考えているリリーがニナを酒の席に誘い、意気投合した2人がニナの自宅に戻った後お互いに性欲の高まりを抑え切れずにリリーがニナにクンニリングスをする場面が描かれています。

ニナの股間に顔を埋(うず)めてにクンニリングスをするリリーはミラ・キュニスが演じています。

ナタリー・ポートマン主演映画『ブラック・スワン』を見た感想2 480


監督のダーレン・アロノフスキーは、実生活においてハーバード大学とイェール大学の両方に現役合格した才媛のナタリーがオナニーに耽りクンニリングスをされて性的絶頂に達する過程を描きました。

アロノフスキー監督はナタリーのような美人であってもバレリーナのような舞台の華であっても日常茶飯のこととしてオナニーをしているという実態を描きたかったのかも知れませんが、この映画の筋立てを俯瞰した場合に特にこのオナニー場面に必然性があるとは思えませんでした。

まあ、理数系に強い才媛であろうと高嶺の花と思われている美人であろうと深窓の令嬢であろうと、ほとんどの女性はオナニーをしているはずですしセックスへの関心も人並みに持っているはずです。

人間なんだから当然ですよね。

その当然の部分をあえて映画の中で描くのであれば、通り一遍の性的快感を抱いた表情だけでなく女性が絶頂に達した後の放心状態になった表情までを映像に収めるべきだと思うのですが、残念ながらこの作品ではそこまで踏み込んだ演出はありませんでした。

ナタリーがクンニリングスをされる場面が大きく取り上げられて話題になった割には、映画を見てみると中途半端な表現に終わっているという印象ですね。


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