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ルカ・シニョレッリ『使徒たちの聖体拝領』
記事URL  カテゴリ | 新約聖書絵画 | 2014年05月29日(木)14時00分 | 編集 |
2014年5月29日(木) 


目次
1. 最後の晩餐
2. 原題


今回取り上げる作品は、ルカ・シニョレッリ作『使徒たちの聖体拝領』です。

ルカ・シニョレッリ『使徒たちの聖体拝領』367


1. 最後の晩餐


聖体拝領とはカトリック教会の呼び方で、最後の晩餐においてイエスが12使徒たちにパンとワインを分け与えた行為に由来します。

イエスは最後の晩餐の時にパンを自らの体としワインを自らの血と捉えて弟子たちに分け与えました。

ルカ・シニョレッリ(1445頃-1523)はイエスからパンを与えられる12使徒たちを描きました。
向かって右の前景に座っているイエスから顔を背けている使徒がユダですね。

ユダのマントはこのような濃い黄色で描かれることが多いです。
ユダはこの数時間後にイエスを裏切り、イエスの逮捕後に自殺することになります。


2. 原題


ルカ・シニョレッリ(Luca Signorelli)が制作した『使徒たちの聖体拝領』はイタリア語ではComunione degli apostoliと言います。

Comunioneはカトリックの用語で聖体拝領を意味します。
apostoloの語義は使徒で、ここでは弟子が複数いますので定冠詞も複数形となりgli apostoliとなっています。

この作品はイタリアのトスカーナ州の街コルトーナ(Cortona)にある教区博物館(Museo diocesano)で見ることが出来ます。

教区とはキリスト教の教会行政上の単位です。
主に司教が管轄しますので司教区と呼ばれる場合もあります。




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