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シモーネ・ピニョーニ『聖ペトロニッラの死』
記事URL  カテゴリ | 新約聖書絵画 | 2014年08月04日(月)08時29分 | 編集 |
記事のタグ: エルミタージュ美術館
2014年8月4日(月) 


目次
1. ペテロの娘
2. 原題


今回取り上げる作品は、シモーネ・ピニョーニ作『聖ペトロニッラの死』です。

シモーネ・ピニョーニ『聖ペトロニッラの死』424


1. ペテロの娘


聖ペトロニッラは伝統的にペテロの娘であるとされてきました。
しかしペテロとペトロニッラの間には血縁関係はなく名前が似ているために娘と考えられただけ、という説もあります。

いずれにしてもペテロが霊力によりペトロニッラの体の震えを治したことは事実のようです。

イタリアの画家シモーネ・ピニョーニ(Simone Pignoni 1611-1698)が描いているのは死ぬ間際のペトロニッラの姿です。

古代ローマの貴族フラックスは美しいペトロニッラに目を付けて結婚を迫りました。
聖職の身であるペトロニッラには到底受け入れられる話ではありません。

ペトロニッラは断食に入り拒絶の意思表示をします。
キリスト教を信仰しない権力者に靡(なび)くことなくペトロニッラは神への祈りを続けました。

そして3日後に美しい姿のままで亡くなったのでした。

向かって左に描かれている赤いマントを着た男性は祭司ニコメデスです。
ニコメデスはペテロの弟子にあたります。

ペトロニッラは今際(いまわ)の際(きわ)にニコメデスから最後の福音を聞かされているところです。


2. 原題


シモーネ・ピニョーニ(Симоне Пиньони)が描いた『聖ペトロニッラの死』はロシア語ではСмерть св. Петрониллыと言います。

Смертьが死という意味です。
св.はСвятаяの略で聖人という意味です。

この作品はエルミタージュ美術館(Государственный Эрмитаж)で見ることが出来ます。

今回をもって新約聖書絵画シリーズは完結です。
ギリシア神話絵画、旧約聖書絵画、新約聖書絵画という西洋絵画3部作はこれでおしまいです。

最後のシリーズとしてキリスト教の聖人シリーズが次回から始まります。




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