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ジョルジュ・ド・ラ・トゥール『イレーネに看護を受ける聖セバスティアン』
記事URL  カテゴリ | キリスト教の聖人絵画 | 2014年08月06日(水)07時58分 | 編集 |
記事のタグ: ルーヴル美術館
2014年8月6日(水) 


目次
1. 聖イレーネ
2. セバスティアンの最期
3. 原題


今回取り上げる作品はジョルジュ・ド・ラ・トゥール作『イレーネに看護を受ける聖セバスティアン』です。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール『イレーネに看護を受ける聖セバスティアン』428


1. 聖イレーネ


セバスティアンの処刑が終わった後、イレーネという女性が遺体を埋葬するためにセバスティアンの元へ近づきました。

イレーネはカストゥルスという男性の未亡人でした。
カストゥルスもイレーネもキリスト教徒でした。

イレーネは処刑により体中に矢を受けたセバスティアンが奇跡的に一命をとりとめているのを発見します。
そして瀕死の状態のセバスティアンを自宅に引き取り看護をします。

フランスの画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593-1652)が描いているのはイレーネがセバスティアンの手当てをしている場面です。

セバスティアンはローマ皇帝ディオクレティアヌス(在位:284-305)に反逆した立場です。
看護する場合、秘密裏に行う必要がありました。

ラ・トゥールの作品は暗くて見づらいですが、実際にはこのような人目につかない方法でイレーネはセバスティアンを助けていたのだと思われます。

前景で横たわっているのがセバスティアンです。
鳩尾(みぞおち)のあたりに矢が一本だけ刺さったままです。

セバスティアンの左手を取っている女性がイレーネです。
イレーネは右手に松明を持ちセバスティアンの顔を心配そうに覗き込んでいます。


2. セバスティアンの最期


イレーネの看護によりセバスティアンは健康を回復しました。
セバスティアンは再びディオクレティアヌスの元を訪れます。

そしてイエスの教えをディオクレティアヌスに何度も説いたのです。
セバスティアンの揺ぎ無い信仰を見たディオクレティアヌスは自ら棍棒を手にしてセバスティアンを打ちつけました。

ディオクレティアヌスはセバスティアンが息絶えるまで打ち続けたと言います。
そして遺体は人目につかない場所に捨てられました。


3. 原題


ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(Georges de La Tour)が描いた『イレーネに看護を受ける聖セバスティアン』はフランス語ではSaint Sébastien soigné par Irèneと言います。

soigner ZはZの治療をするという意味です。
この作品はルーヴル美術館(Musée du Louvre)で見ることが出来ます。




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