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ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ『聖ヒエロニムス』
記事URL  カテゴリ | キリスト教の聖人絵画 | 2014年08月07日(木)21時30分 | 編集 |
2014年8月7日(木) 


目次
1. 学識者
2. 原題


今回取り上げる作品はミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ作『聖ヒエロニムス』です。

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ『聖ヒエロニムス』243


1. 学識者


ヒエロニムス(340頃-420)は現在のアドリア海沿岸地域で生まれました。
アドリア海というのはイタリア半島とバルカン半島に挟まれた海です。

現在で言うとクロアチアの領土内で生まれたということになります。

ヒエロニムスはローマ留学などを経て、ラテン語やギリシア語そしてヘブライ語を習得します。
この3言語の知識を駆使して、後に聖書を翻訳する業務に没頭しました。

旧約聖書はヘブライ語で書かれていますが、ヒエロニムスはこれをラテン語に翻訳しました。
新約聖書はギリシア語で書かれていますが、ヒエロニムスはこれをラテン語に翻訳しました。

ヒエロニムス以降の神学研究に携わる人々はラテン語を習得すれば聖書に何が書いてあるのかを知ることが出来るようになったわけです。

キリスト教はこれ以後も、画家及び通訳・翻訳者たちのおかげで世界宗教へと飛躍していくことになるのです。


2. 原題


ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ(Michelangelo Merisi da Caravaggio)が制作した『聖ヒエロニムス』はイタリア語ではIl San Gerolamoと言います。

Gerolamo(ジェローラモ)はヒエロニムスのことです。

この作品はローマにあるボルゲーゼ美術館(Galleria Borghese)で見ることが出来ます。




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